イモリの幼生たちは、ミジンコを沢山食べて、ドンドン大きくなっています。
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小さな突起に過ぎなかった後足も、ずいぶんとたくましくなって、今ではしっかりと踏ん張れるようになりました。
腹を擦らずに4本足でのっそのっそと歩く姿は、後頭部の外鰓も手伝ってか、まるで恐竜のトリケラトプスのよう。
上層で泳いでいるミジンコを凝視するその姿は、ハンターとしての風格が漂っています。 |
立派な足が4本そろったからといって、動く獲物に向かって突進して行くと言う様な事はなく、基本的には今まで同様「待ち伏せ」の狩りですが、それでも、今までよりはずっと積極的にエサを探し回るようになりました。
「試しに、人工飼料を与えてみようか」
ミジンコが沢山いますので、人工飼料を与える必要はないのですが、イモリの幼生の飼育方法を確立するためには、やはり人工飼料を食べるかどうか確認しておく必要があります。
人工飼料を食べてくれれば、イモリの幼生飼育の難易度がグッと下がりますもんね。
パラパラパラ・・・・・
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今までよりもずっと活発に動き回っていますので、難なく金魚のエサにたどり着く事は出来るのですが、やはり「動かない」と言う事で、エサとして認識するのが難しいようです。
でも、臭いを嗅げば、それは紛れもなく「食べ物」ですので、パクッと食べるやつもいます。 |
食べてくれたのは、1割程度。ある程度空腹なら食べる事もあるといったレベルでしょうか。
食べなれてしまえば、大人のイモリ同様、何の抵抗もなく食べてくれると思います。
今まではJavaを使っていましたけど、重いし、表示されないという苦情は多いしで、かなり気になっていたんですよね。FLASHなんて素人の私には無理だろうと思っていたのですが、実際使ってみると、思いのほか簡単でした。こんな事なら、もっと早くFLASH作成ソフトを導入しておけばよかったと、ちょっと後悔しています。
で、今回は大きくなったイモリたちへ、もうひとつプレゼントがあります。
それはイトメ(イトミミズ)。
1杯100円程度のイトメですが、ほんの1杯と言っても小さなイモリの幼生たちにとってはとても食べきれる量ではなかったので、今まで与えずに来ましたが、これだけ大きくなれば、食べ尽くす事は出来ないにしても、無駄になる量は少なくて済むでしょう。
食べきれない分は、親イモリたちに与えれば良い事ですしね。
「さあ、お食べ」
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うごめくイトメ団子に興味を持って寄っては来るのですが、その大きさにどう対処して良いやら分らず、立ち往生。
ピンセットでイトメ団子をちょっとゆすったら、イモリの幼生の方が逃げ出してしまいました(^_^;) |
イトメ団子に豪快に食いついて、体を激しく振りながら獲物を引きちぎるワニの様な食事の光景を想像していたのですが、ちょっと期待はずれ。仕方がないので、イトメ団子をピンセットで崩してあげました。
すると、今まで怖くて近付く事も出来なかったイモリの幼生たちが、ほぐれて小さな塊となったイトメたちに一斉に襲い掛かりました。
あっちでパク。こっちでパク。
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「いや、こいつはうめぇ!」
ミジンコを食べて、ある程度お腹がいっぱいのはずなのに、「イトメは別腹」と言わんばかりの食欲です。
まぁ、目の前で、あんなに艶かしく動かれたのでは、手を出さずにはいられないという気持ちも分らないではありませんが(^_^;) |
では、最後にもう一度、FLASHを使った連続写真を。
いかがですか、ファイル容量をぎりぎりまで抑えている割には、躍動感のある動画に仕上がっていると自画自賛しておりますが・・・・ただのスライドショーかな(^_^;)
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