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2008年6月22日 イモリの発生
卵割に引き続き、イモリの発生の様子です。


2008年6月9日 3:20
卵の下部に広いくぼみが現れたと思ったら、そのくぼみは少しずつ小さくなりながらも、深さはどんどん増しているようです。

教科書的に説明すると・・・・

写真のくぼみは原口(げんこう)と呼ばれ、胞胚(ほうはい→卵)の一部が陥入(かんにゅう→中に入り込む)し、将来消化官となる原腸(げんちょう)の出入り口にあたる部分です。

と、なります。

テストに出るので覚えておきましょう(^_^;)

2008年6月9日 16:58
くぼみはさらに深さを増し、その入り口はおヘソのようになってしまいました。

2008年6月9日 19:56
卵の頭頂部の両脇が隆起しだしました。


2008年6月9日 22:29
両端の隆起した部分が、少しずつ近付いています。

まるで唇みたいですね。

2008年6月9日 7:14
そして、ピタッ!。
唇がしっかりと閉じてしまいました。

産卵から2日後のこの時期は、最初の卵に比べると、大きさが半分くらいしかなくなってしまいますので、見た目には、死んでしぼんでしまったように見えます。

2008年6月10日 15:03 
単なるつなぎ目にしか見えなかった部分が、少しずつ大きくなっています。

皆さんもうお気付きですよね、そう、このつなぎ目こそが、イモリの赤ちゃんです。

左側が頭、右側がしっぽ。

そして白っぽく見える部分が、これから赤ちゃんの成長を担う栄養源です。

2008年6月11日 18:14
白い栄養源はだいぶ小さくなり、変わりに赤ちゃんはだいぶ大きくりました。

輪郭もイモリらしくなってきましたね。
別の個体の、同じ時期の別角度写真です。

将来エラとなる部分が手に見えるので、人間の胎児と良く似ていますね。

2008年6月12日 7:53
画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ
両脇にある、手のように見えるエラがだいぶ発達し、目も確認できるようになりました。

この頃になると、クルッと素早く体を反転させる行動が良く見られるようになります。

画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ

2008年6月15日 7:17
上の写真から3日後。

頭やエラ、そしてシッポなど、体の形がだいぶはっきりして来ました。

ここまでの様子をJavaを利用した連続写真にまとめてあります。少し重いですが、Javaをご利用できる環境でしたらご覧ください。

イモリの発生
目が発達し、体のしま模様がはっきりしてくると、孵化の準備が完了です。


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