出走した20台がすべて完走するというすごいレースになった。
F1を見始めてから15年以上になるがこんなレースは記憶に無い。
そう思って調べてみたら、全車完走というのは44年振りの快挙だそうだ。
44年前といえばまだ私は生まれてもいない。記憶に無くて当然。
レースの方はというと、マクラーレンの異次元の速さと、ルノーの卒の無いレース展開だけが際立った。
決勝グリッド10番手降格、アクシデントによる不測のタイヤ交換を経ても、終わってみれば4位入賞のライコネン。BARやフェラーリに予選では前を行かれたもののしっかり3位に入ったフィジケラ。お見事でした。
琢磨は残念でした。実際は給油されているにもかかわらずコンピューターのミスで給油されていないと勘違い。
給油してピットアウトした直後に緊急ピットインして再給油。予定の2倍のガゾリンを積んで走っていたそうです。
タッポンタッポンのマシンを評して「原油を満載したタンカーのように重かった」とは琢磨の弁。 |