掲示板を新しく致しました。
いえ、別に、今までの掲示板に不満があったわけではないんですよ。
今までの掲示板はとてもシンプルで使いやすく、大変満足しておりました。
アレンジの自由度も非常に高く、ページの先頭部分は私が時間をかけてじっくり作り込んで行っただけに、とても愛着のある掲示板に仕上がっておりました。
しかし、レンタル掲示板の宿命と言うべきか、どうしても保存しておける書き込みの数に制限がかけられてしまうんですよね。もちろんログとしてダウンロードして保存することは可能ですが、ログでは皆さんに見ていただけないし、見ていてもちょっと味気ないものです。
「もっとたくさんの書き込みを保存してくれるレンタル掲示板は無いものか・・・・」
そう思って探しておりましたが、「無料」となると、そんなにたくさんのスペースを貸してくれるところは無いようです。
しかし、ひとつだけ解決方法を見つけました。それが「CGI掲示板」。
掲示板をスペースごと借りるのではなく、自分のホームページスペースにCGIを利用して掲示板を作っちゃおうという方法です。
私のホームページスペースは、お金をほんのちょっと払って借りております。
無料でも100MBくらいは当たり前で貸してくれる今日ですので、私のホームページスペースは300MBもあります。しかも今使っているスペースはたったの40MB。
さらに今後増えて行くにしても50MBを超えるには相当の月日がかかるでしょう。
と、となると、CGI掲示板にすれば、当面使用する予定の無い250MBもの空きスペースを、そのままそっくり掲示板のスペースとして有効利用できるわけです。
250MBともなれば、たくさんたくさん書き込みを保存できるはずです。
そうすれば古い書き込みが削除されること無く、いつでも誰でも簡単にさかのぼって読み直す事が出来るようになるはずです。
でもね、掲示板をCGIで作るなんて、どう考えたって私には無理。
昔、システムエンジニアをやっていましたので、CGIのマニュアルを買ってくれば、なんとかそれなりのものはできるでしょうけど、仕事と趣味の合間をみながらCGIで掲示板作りだなんて、どう考えたってサグラダ・ファミリアとどちらが先に完成するか、良い勝負になること間違い無しです。
と、まあ、あきらめていたのですが、CGI掲示板用のCGIを無料でダンロード出来るサイトを発見してしまいました。
カスタムCGI *yuki-web*
「へ〜、こんなサイトもあるんだぁ〜」
って、興味本位で見ていたんですけど、そこはなんにでも興味を持つ「よしだっち」のこと、
すぐにダウンロードしていじくり始めました(笑)。
最初は専門用語だらけで、なにがなんだかさっぱり分からない状態。
しかし、いじくっていくうちに「ああ、このことを言っているのか」「それはこういう意味か」と、説明文の意味を、私のアクションとパソコンからのリアクションで少しずつ解明していくと、まるで謎解きのような楽しさに、いつの間にかハマっていました。
「パーミッション(属性)の設定をします」
なんだよそれ、パーカッションしか知らないよ。えっ、こいつを右クリック・・・おお、こんな機能があったのか、644を705に変更?どうやって、ここをチェックすると・・・おぉ〜705だ〜。
「パールパスをあなたのサーバー指定のものに書き換える」
なんだよ、今度はパーパスのバッタモンか?サーバーの指定?そんなのあったかなぁ〜。
インフォシークのホームページに行って・・・どこかに書いてあんのかな・・・あ、ここにありそう
・・・あった、あった、こいつだ!。
これでCGIの掲示板が表示されるのか?・・・・アップロードして・・・う〜ん、表示されない、CGIエラーか、どこが悪いんだ?・・・・あっ、ここの設定が違ってる。こいつを直して今度こそは・・・
ありゃ、またエラーか(^_^;)
なんて夢中になって半日近くも謎解きをやっているうちに、なんと私のホームページスペースにCGIの掲示板が表示されちゃいました。いや〜、基本用語すらまったく知らない手探り状態での設定でしたので、まさに奇跡としか言いようがありません。
アップロードしたのは「Joyful Note 2」と言う掲示板。
普通ならこのままでも十分使えるのですが、私の場合「戻る」場所が、「トップ」、「シーバス」、「アクアリウム」、「オオクワガタ」、「カナヘビ」と5個もあり、どうしても画面を修正する必要があります。
ここまでは、説明書に沿って設定するだけでよかったのですが、ここからは先はCGIを解読して自ら修正しなくてはなりません。
もちろん私はCGIの知識などゼロに等しい状態ですし、説明書なんてのもありません。
ホームページをやっておりますが、全自動式のホームページ作成ソフトを使っておりますので、ワープロ感覚で作ったものをそのままアップロードしているだけで、CGIに触れることなどめったにありません。
さあ、また暗号解読の始まりです。
「ここを修正すると・・・」CGIエラー。
表示されていた掲示板に変わって、サーバ側が用意したエラー画面が表示されます。
「じゃあ、ここを変えると・・・」またエラー(^_^;)
そんな試行錯誤を繰り返すうちに、少しずつCGIの構造が分かってきて、なんとか各ページに戻るリンクを作ることに成功しました。
「よっしゃ〜」
なんかすごい達成感。しかし、こうなってくるとトコトンやらないと気が済まないのが私の性格。
更なる達成感を求めて、理想の掲示板作りが続きます。
こっちを変えて、あっちも変えて、広告も入れてカウンタも統一して・・・CGIへの理解を深めながら、とうとう枠部分を残して前面改修となりました(笑)。
元の掲示板 修正後の掲示板
画面を比べてみると、ホームページ作成ソフトなら、30分もかからない程度の簡単な修正にしか見えませんが、アルファベットの羅列以外の何者でもないCGIとにらめっこしながらの修正はメチャクチャ大変で、素人の私には丸1日かけての修正となりました。
でも、こういうのって、メチャクチャ熱くなってしまうのが私の性格。
「ここはもう1行下げた方がいいかな」「こいつはあと1マス左だよな」
なんて夢中になってやっているうちに、1日が終わってしまったって感じです(^^ゞ
退屈をもてあましかけていた3連休に、良い遊び相手が見つかったと言った所です(笑)。
前の掲示板みたいに、「新規投稿」が別窓で開くと、冒頭の部分がとてもすっきりして見やすいんですけど、さすがにそこまで改造する力はありませんでした。今後「カスタムCGI *yuki-web*」さんからリリースされるのを期待して待つしかなさそうです。
「利用上の注意」を良くお読みになってご使用ください。
私のホームページスペースにあるCGI掲示板ですので、保存できる記事の数や、投稿できる画像の大きさなどは自由に設定できますが、とりあえず出だしは「利用上の注意」に書いてある数値でスタートしたいと思います。今後様子を見ながら追々増やしていく予定です。
今書き込んだ投稿が、10年後に読み返す事が出来たらきっと楽しいですよね。
また、「キーワード検索」を利用して、過去の膨大な記事の中から皆様のお役に立つものが見つかれば幸いです。
最後になりましたが、今回、自分のホームページスペースに掲示板を作るためのCGIを無料にて提供してくださった「カスタムCGI *yuki-web*」さんには心から感謝いたしております。
カスタムCGI *yuki-web*
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