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2003年10月2日 10HIT6GET 18:00〜20:00 小潮 満潮19:49 

<マーゲイ ハチローリアクション 編>

前回の70GETの筋肉痛もなくなり、今日は久々の陸っぱり。
日中気温が高かったせいで、日が沈んで冷え込んでくると、風がかなり強くなってきた。
「風表で釣果を狙うか、風裏で快適さを求めるか・・・」
普段なら迷わず風裏。でも今回は久しぶりの陸っぱりなので、無理して風表に行ってしまいました、ちょっと大人気ない(笑)。
 
場所は南東京の埋立地。埋立地特有のまっすぐな護岸に所々係留柱とか係留船なんかがあるんだけど、メインはやっぱ足元についたシーバスを拾っていくゲーム。
風は正面から吹いている予定だったんだけど、右や左からも吹くときがあって舞っている感じ。でも、後ろからは吹いていないから風表ってことになるのかな。
 
足元ねらいはテクトロが一番効率が良い。キワぎりぎりに引けるし、ミスキャストもないし、長距離をトレースできるし。でも、やっぱキャストがビシッと決まってリトリーブ中に「ゴン!」ってのが好きだからテクトロはしません。岸と平行にキャストしてリトリーブ。巻き終わったら少し前進してまたキャスト。キワから離れたところに落ちることもあるし、陸に落ちることもある。でも、その辺が楽しい私のスタイル。
 
お気に入りのNJ-85ど派手カラーをセット。「ど派手カラー」って勝手に言っているけど実は「チャートピンクヘッド」って名前がついてました。パッケージには名前がついていなかったんだけどバスディのホームページを覗いてみたら、しっかり命名されてました。
 
ねらいをつけて岸と平行にキャスト。着水後10メートルくらいリトリーブしてくるとゴンと言うあわせ様のないショートバイト。巻き終えた後、星を見上げながら1分ほど場を休めてもう一度キャストすると今度はHIT。
「よっしゃー」
2投目でHITとは幸先良いね。と、思ったのもつかの間プルプルプルとなんとも情けないヘッドシェイク。

上がってきたのは何とか1GETとカウントされるサイズの31cm。かわいいね。

「こいつならばを休めなくても良かったかな〜」
なんか時間をロスした気分。でも、ショートバイトじゃなかなかサイズはわかりませんからね。

さて、気分を取り直してまた岸と平行にキャスト。が、風が舞っているせいでなかなか思うところにルアーが落ちない。
「風裏にいこうかなぁ」
いつもの根性無しが頭をもたげる。それでも短時間にショートバイト2回とバラシが2回。バラシはHIT直後のえら洗い一発で、なにも出来ずにフックアウトされてしまった。
「食いが浅いのかなぁ」
多分そうなんでしょう。
 
対岸の昼間のように明るい工場の灯かりがこちら側を照らしてる。満月のようには明るくないけどかなりの明るさはある。
「パターン的にはレッドヘッド」
分かってはいたけど、やっぱ好きなカラーから投げちゃうんですよね。早々レッドヘッドに交換。
効果覿面、1発目でいきなりバイト。今までと違ってエサだと確信して食ってきたあたり。こちらも迷わず思いきりあわせを入れる。カウンター気味にガツッとあわせが入って確実にフックアップ!。
 
シーバスはヘッドシェイクを・・・・ヘッドシェイクを・・・・途中で止めた?。
「なんだ?」
ヘッドシェイクと言う一連度動作を途中で止めたって感じ。それもシーバスの意思じゃなくて、まるで時計が止まったように固まったって感じ。
恐る恐るラインを巻き取る。確かに重みは感じる。加えたルアーをごみに引っ掛けて逃げていくやつがいるけどそんな感触はまったくなかった。
 
何かが水面に浮かぶ。足場が高く、暗いから良くわかんないけど何かが浮いている。いつ暴れ出しても良いように神経を集中させ、じっと息を殺して相手の出方をうかがう。5秒・・・10秒・・・まったく動かない。
「暴れる様子はないみたい」
意を決して抜き上げると・・・・。
 
シャチホコでした〜。シャチホコなんて久しぶり。そう言えばそんな感触だったよな〜、なんて遠い記憶をたどりながら感心してしまいました。

「ちょっと苦しいけど、もう少し待ってね」
シーバスのほうはまったく暴れていないから体力は十分。ルアーをはずすとコンクリートの上で跳ね回る恐れがあるから、海に落ちるようにはずさないとね。そうなるとはずす前に写真撮っておかなくちゃ。

「ハイ、チーズ」
シーバスはちょっと恥ずかしそうだったので顔は伏せさせていただきます(笑)。

岸をチェックしながら進んでいくと停泊船が。停泊船の周りをチェックするといきなりバイト。
あわせを入れるとスカ。しかもルアーが海面から飛び出てきちゃってた。
こういう時って動きを止めちゃうとラインが絡まっちゃうんだよね、仕方ないからそのまま抜き上げて真上まで行ったら逆に振り下ろして海面にルアーをたたきつける。
 
体が覚えていることだから、今回も何気なくやったんだ。そしたら目の前を上に向かって飛んでいくルアーにちっちゃい魚がついてる!。
「うげ〜〜」
なんか分けのわからん言葉を発してしまった。カエシはついていない、となればかなりの確率で空中でフックがはずれ、あの魚はコンクリートの上に落下する。慌ててロッドを寝かしてルアーを引っ張るのをやめる。飛んでる魚からフックがはずれないようにをラインテンションを保ちつ、ロッドの跳ね返りでまた舞いあがっていかないように細心の注意でロッドを操る。ふ〜、竿先10cmのやりとりより高度なテクニックを必要としたけど、何とか魚をソフトランディング。
 
体長20cm。「こんないたずらしちゃだめだよ」って言い聞かせてリリース。

風が強いときは糸がフケてアワセが弱くなるし、ルアーも風に流されないように弾丸ライナーでストラクチャーに突き刺さなくちゃいけないから、今日のロッドはDS802LLSじゃなくてDS832L。シーバスにとっては運が悪かったですね。
 


船や係留中を丹念にチェックしたけどそこからは魚は出てきませんでした。

また、岸際を攻める。風が舞ってなかなか良いところに着水しなくてイライラしたけど、良いところに着水すると何らかの反応があってとっても楽しい釣り。

NJ−85のデッドスローでテンポ良く3GET追加。バラシも2匹いたけど納得の抜き上げバラシだから問題なし。サイズは40cm、38cm、35cm。
 
調子がいいとほかのルアーも試してみたくなる。
着水直後や抜き上げ直前に食ってくることはないから、レンジを下げると良い結果が出るでしょう。
マーゲイ、ハチローリアクション・・・・まったく反応無し。
ナイトレイドF97をセット。間違っているのはわかっていますけどね、新しい攻略法なんてミスキャストとか、ルアーのセレクトミスから偶然思いつくことが多いんですよね。やっぱ、固定観念を捨ててミスを恐れず・・・・が、何の反応も無し(笑)。
 
ルアーをNJ−85レッドヘッドに戻す。
キワと平行にリトリーブ。超が付くデッドスロー。このスローでもしっかり泳いでくれるのがこのルアーの特徴であり最大の武器。

ゴン!HIT!。ヘッドシェイクやえら洗いを連発してあがってきたのは49cm。

本日最大です。
ここは人が多くて魚がすれていて大型が狙えないですからね、このサイズでもまあまあなんですよ。
 
そんなこんなで2時間が過ぎもうすぐ20時。おなかも減ってきたので今日は納竿。
2時間で6GET。かなり満足の行く釣果でした。

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