<ルアー釣り 編>
今日、昼間とっても暖かかった、とういより暑かったー。
もう10月というのにこの暑さはちょっと異常だね、水槽の温度が上がらないように1日クーラーつけっぱなし。
昨日は雨、今日は高温で快晴、しかも大潮でマズメが満潮からの下げ。
これだけ、面白い条件が重なればどう考えたって行くしかないでしょ、って事で仕事が終わって速攻で釣行。
ポイントに着くとナント、ゴミだらけ!。どーしてなの?。昨日雨が降ったから?。
沖からの向かい風で、ゴミがすべて岸際に集まってきているし、台船周りにもびっしりゴミがまとわりついている。今日はだめそう。根性なしだから早速あきらめモード半開(笑)。
風はかなり強くて、時々私がふらつくくらいの突風が吹いてくる。波のうねりも大きい。
ナイトレイドでは沖に向かって投げても着水する前にこっちにもどってきそう(笑)。
「こうなると、コモモしかないかな?」自問自答で即決。
コモモをセット。
とりあえず岸際にキャスト。ところが風にあおられて海に落ちずに陸の上に着地。
「な〜にやってんだー」
ラインを巻き取りながらルアーに向かって歩いて行ってルアーを回収。
草の上に落ちたからダメージは無し。良かった。
もう一度岸際にキャスト。しかし、またまた陸の上に着地。
今度は、岸からかなり離れたところをめがけてキャストすると、なんとか着水。
でも、リトリーブの途中でゴミを引っ掛ける。
相変わらず風が強くて、ルアーの様子がロッドに伝わってこないし、ラインがふけて魚が食ってきても、合わせられそうに無い。
「こういう時は岸際が絶対お徳なのに・・・・」
あきらめモード全開(笑)。
でも、もーすこしだけ粘ってみる。
だって、月がとってもきれいだったから(笑)。
岸際のロングキャストはあきらめて、アンダーキャストで届きそうな台船に標的を変える。
コモモをキャスト。台船の際、1m位のミスキャスト。
「今日は中秋の名月かな?」な〜んて考えながら、月を眺めてデッドスローのだだ引き。
すると、バッコ〜〜ンと水面の割れる音。
そう、水面を板でたたいた時の様なというか、飛び込みに失敗して腹を打った時の様なあの音!。
「でかい!」
ルアーのほうを見ると、水柱に水しぶき、水面には大きな波紋。ルアーは飛んでいない。
「来る、慌てるな!」
ロッドに集中する。魚の重みが乗りかけてきた瞬間にあわせようとしたら、あまりの素早さにいきなりググッとロッドが絞り込まれそうになる。
「遅れた・・・・」
電光石火、ショートストロークで鋭くあわせを入れ、その後フッキングを確認するようにロッドを大きくあおる。
HIT!!
ニャハハハー、ちょっとタイミングをはずしてびびったけど、あわせはガッツーーンと決まって十分。多分がっちりフッキングしているはず。コモモだし、これはGET間違い無いでしょ!。
あわせと同時にラインを巻き始めると、魚がこっちに寄ってくる。
全然抵抗しない、えら洗いも突っ込みも無し
「???なんだー???」
なんと、足元までよってきてもう魚体が確認できそう。
「セイゴ?でもあの音と、あわせた感触は完全にスズキだった」
魚体を確認しようとした瞬間、いきなり走り出す。
「なんんだー?」
分からないけどすごい走り出し、ラインがミューミュー出て行く。
慌ててロッドを立てると、今度はすごいえら洗いを連発。
ラインを巻いて、ロッドを返してなんとかしのぐ。
「死んだフリしていたのか?気絶していたのか?」
どちらにしろこんなの初めて。
足元に寄せてきて、突っ込みで体力を消耗させるいつものパターンに持ち込むものの、一時は台船下まで逃げられてラインがスレそうになり危うい場面も。
でも、少し落ち着いてきたので、ハンドランディング出来そうな場所に誘導しながらファイトを楽しむ。
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長時間のファイトの末、なんとかGET!。
これだからルアー釣りはやめられません。
全長68cmの立派に肥えたスズキ。
体に傷も無くかなりキレイな個体でした。
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ハンドランディングだったので必要以上に体力を消耗させずに済み、元気にリリースすることが出来ました。ラインをたぐってのランディングだと、一暴れが命取りになるから弱らせすぎてしまうことも・・・。
スズキが釣れて今日は大満足。
風も強くなってきたし、今日はこの辺で終わり。
でも、もーすこしだけ粘ってみる。
だって、月がとってもきれいだったから(2回目・・・・・笑)。
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台船際にキャストするもノーバイト。
ルアーをNJ−85チェンジするとすぐにHIT。
上がってきたのは42cmのフッコ。68cmの後だと小さく感じるね、HITした瞬間セイゴかと思ったよ。
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ナイトレイドがミスバイトで宙を舞うのを見た後、今日は納竿。
風が無かったらもう少し楽しめたのにね。
でも、風が無かったらスズキをGETできなかったかな?。
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