床屋のシャンプーが苦手。何が苦手かというと、あの冷たさ。
ホットドックにマスタードをかけるがごとく、シャンプーを勢い良くかけられると、冷たさに体をこわばらせてしまう。冬場はあの冷たさが嫌で、床屋に入った時点で憂鬱になる。冷たさを通り越して痛みさえ覚える。
今日、床屋に行ってきた。
髪の毛を一通り切り終わり、そして、シャンプーの時間がやってきた。
勢い良くシャンプーが頭にかけられる。体をこわばらせてじっと耐える。
しかし、いつもの冷たさが無い。それどころか温かい。
もしかして、お客さんの要望を取り入れてシャンプーを温めていたのか?。そうとしか考えられない。
ちょうど人肌程度に温められたシャンプーが地肌をツーッと流れる。
なんか、血が滴り落ちているみたいでかなり気持ち悪いぞ。
確かに、冷たいよりはずっといいけど、普通にシャンプーを手に取って洗い始めれば良いだけなんじゃない?。 |