日曜日のF1はとっても面白かったですね。 
                 セーフティーカーが出た後、トップを独走するのはライコネン。その後を追うのはシューマッハ・・・と思ったら、ライコネンを追いかけているのは確かにシューマッハだけど実は周回遅れ。その周回遅れのシューマッハがファーステストタイムを連発。う〜ん、なんか不思議な光景。 
                 
                あの時点でファーステストを出すとなると、問題はマシンじゃなくてタイヤと言うことになってしまう。 
                ブリヂストンは予選一発にも強いタイヤを早く開発しないと、ブランドイメージに傷がついちゃうぞ!。 
                 
                同じ日本のメーカーでもトヨタはがんばってましたね。 
                高回転のエンジンでグイグイ引っ張ると言った去年のイメージはなくなり、低速のモナコでもそれなりに戦えることを立証しました。木曜日は縁石に乗るとビョンビョン跳ねていたそうですが、土曜日の放送ではそれもまったく見られず。縁石に対するダンパー関係の修正方法もしっかりシミュレートできているようです。 
                縁石に弱いトヨタのイメージも払拭できたかと思ったら、トゥルーリは縁石にタイヤをヒットさせてスローダウン。 
                やっぱトヨタは縁石に弱かった。まぁ、あの縁石に勝てるマシンはないでしょうけど(笑)。 
                 
                終盤も2ストップ後のウイリアムズ2台が、トゥルーリの前に出るか後ろに出るか手に汗握る展開で、タイミングモニターから目が話せない状態でしたし、ウェーバーとアロンソのバトルも見ものでした。 
                「なにショートカットしてんだよ!」「先にショートカットしたのはお前だろ!」「お前にはじき出されただけだ!」 
                と言った様相で、近年まれに見る爆笑バトルでした。 
                 
                次節はBAR・琢磨も復活してのニュルブルクリンク。事実上シューマッハ兄弟のお膝元だけに、兄ミハエル・フェラーリの復活なるか、弟ラルフ・トヨタの表彰台なるか、なかなか見ものです。 |