毎年毎年ゴールデンウイークにはいろんな思い出が出来ますが、今年は例年に無い記憶に残るゴールデンウイークになりました。
一昨日、3月に他界いたしました母方の祖母の後を追うように、父方の祖母が他界いたしました。苦しむことも無く、また祖母らしく誰にも迷惑をかけることも無く95歳の大往生でした。
お葬式は今週末ですが、親戚がひっきりなしにお焼香に来てもう大変。
父母が接客している間、お茶菓子を買いに行ったり、葬儀の打ち合わせをしたり、電話の応対をしたり、掃除をしたりと、慣れない仕事にてんてこ舞い。
テレビを見る暇もありませんでした。
それに先立つこと2日。4月30日に父が事故に巻き込まれてしまっていたから忙しさ倍増。
昨日は平日だったので葬式関係の電話とは別に、保険会社などから事故関係の電話もかかってきて、一日中誰かが電話しているような状況でした(笑)。
たいした事故ではなかったのですが、その事故は父が子や孫を連れて遊びに行った帰りに起きました。私は急用が入ったので行けませんでした。
行ってたら貴重な経験が出来たのに・・・残念。
家族の話を総合すると・・・・・
父が自動車専用の有料道路を走っていたら、入り口からの合流の付け根にあるゼブラゾーンに車線と90度の角度で駐車している車を発見。「変な車だな」と思ってスピードを落としてその車の鼻先を通り過ぎようとした時、その車が突然急発進。
セ、セレナが・・・・
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中央分離帯が無かったので対向車線に逃げようとした父の車の左タイヤにズゴンと頭から突っ込んで来たそうです。
状況的には信じられない事故ですよね。
まるで、待ち伏せされて横から突き飛ばされたような事故。
相手の車は中央分離帯が無いのを良い事に、無謀にも並走する合流車線から一気にUターンを試みたんだそうです。 |
多分、これから自分の犯す道交法違反に平常心を失っていたんでしょう。
すでに自分は走行車線にいると思い込み、目の前の2車線が対向車線だと勘違いして
「左に車はいない、それ行けUターン!」
で、右から走ってきた父の車にズドン・・・・というのが私の推測です。
怪我人も無く、とりあえず妹が警察に通報。どういう構造になっていたのかは分かりませんが、このあと現場に来ることになる警察官に電話が繋がったそうです。
どうもその警察官の要領が悪い。
事故の場所、状況などを伝えたんですが、更に電話で事情徴収を始めたんだそうです。
口で説明するのが難しい事故の様子を妹は一生懸命伝えたんですが、30分も電話で説明させられている妹を見て弟がブチギレ。妹の携帯電話を取り上げて
「そんなのここに来て自分の目で見れば分かる事だろ、早く来い!」
と言って、電話を切ってしまったそうです(笑)。
この行為に妹は青ざめて
「警察が来る前にどっかに隠れてなさい。公務執行妨害で捕まるよ」
って、マジになって心配していたそうです(笑)。
向こうの方や、妹の旦那さんの連絡もあって、警察官がこちらに向かう事となったのですが、
待てど暮らせどやって来ない。40分もたったあと、やっと原付バイクに乗って現れました。
しかもその警官が「いや〜、大丈夫ですかぁ〜」なんて、のんきなことを言ったもんだから、
今度は妹がブチギレ。車の中から聞こえよがしに
「遅えんだよ、いったいいつまで待たせんだっ!」だって。
妹の旦那さんが、慌てふためいて車のドアをバタン。至らぬ嫁で申し訳ありません(笑)。
まぁ、この警官もあとで妹がひじの擦り傷を見せると
「だから、電話で確認したかったのに・・・」
なんて、トンチンカンなことを言っていたそうですからしょうがないのかな。
警察を待っている間の事。
車の中で「こっちは何も悪くない」「全部あっちが悪い」なんて話をしていたもんだから、あちらの方が父との話し合いも終わり、こちらの車に謝りに来た時、孫たちがいっせいに「お前のせいだ」「お前が悪いんだ」って、相手を指差し大合唱(笑)。
幼稚園に行くと悪い言葉を覚えてしまって・・・・申し訳ありません(^^ゞ
妹がひじをすりむいたくらいで怪我人は無し。
向こうは加速し始め、こちらは危険を予知して徐行というのが幸いしました。
しかし、突っ込んだ場所が前タイヤ。走ることも出来ず、とりあえず代車を手配して帰ってきました。
私もその場所に居たかったなぁ〜。
孫たちの件なんかその場所にいたら大爆笑できたのにぃ〜。
でも、私がいたら連絡役は私だったでしょうから、妹や弟のブチギレが無くなり、笑いが半減していたかな?。
家族みんなでお茶を飲みながら、妹は弟の、弟は妹のブチキレた時の様子を、物まねも含めながら面白おかしく話してくれました。久しぶりに大笑いのお土産話でした。
でも、これから相手との交渉や保険の手続きなどを考えるとかなり憂鬱(^_^;) |