<シーバスボート 編>
またまた行っちゃったね〜。シーバスボート 「福の神」
ワクワク、ゾクゾクするような一級品のストラクチャーが次から次へと目の前に現れるのがボートの魅力。そのボートゲームが8時間15,000円から楽しめちゃう。
東京中探してもこんなに安い料金設定のボートってないんじゃないかな。
そこのお兄さん、ゴルフなんか行ってないでボートゲーム楽しみましょうよ!。
安いだけじゃないんですよ。陸っぱりのシーバスゲームをそのまま取り入れたような攻め方。次から次へとストラクチャーを移動するテンポの良さ。ラン&ガンという自分のスタイルで釣りが出来るから何のストレスも感じない。
何より船長のタムラさんの人柄のおかげで、コツンともあたりがなくったって船中重い空気が「どよ〜〜ん」なんてこともないしね^^
まっ、一度乗ってみてくださいな、きっとその魅力のとりこになりますって。
でも、もうだめね〜。今年の休日の予約はほとんどいっぱいだから。
来年の3月1日予約開始だから、午前0時に予約メールの早押し勝負に挑戦してみてね。
結果から申しますと6時間で6匹・・・・。
陸からならそこそこなんだけどボートとしてはちょっとね。
「釣れなかったら御代はいらない」というポリシーのタムラさん、ガソリン代の2000円しか受け取ってくれませんでした。
次回こそは爆釣して正規料金をお払いいたします←もう、3回くらい言ってるよな〜(笑)。
予約は4時からだったんだけど、ナイトゲームのほうが釣果が期待できるとのことで急遽時間を変更して0時から。
まずは荒川流域。
かかっている橋の下の明暗部をチェック。
大潮の上げでめちゃくちゃ流れが速い。まるでライン下りの様(ライン上がりかな?)。
激流にボートが流されるんだけど、その上を行く追い風の速さにボートが流れより速く進んでいく。
「こんなとこからルアーを引いたらどんな動きをするんだ?。」
後方にゆっくり進む水面と、後方に速く進む景色をしばし眺めながら悩んだ。
状況的には動く歩道の上を歩いているようなもんだけど、引いてくるルアーがどんな動きをしているのかさっぱりわからん(笑)。
強い風と速い流れで攻め方が雑になり、点というより面で一通りチェックしてノーバイト。
次の橋に移動。
こちらの橋は流れが速いものの風が幾分弱く、攻めやすそう。
ボートを流れに乗せて橋げたのキワをチェック。が、何の反応もなし。
斜め前方にキャストしたルアーをリトリーブしているうちにボートが流されて、ルアーがボートの横に来たとき偶然、リトリーブのラインが明暗の境に乗った。
明暗の境をキープするようにディップを移動させながらリトリーブしているとふいに「シュボッ」とルアーを吸い込んだあたり。
ラインを巻き上げながら思いっきりあわせを入れる。
「あわせが弱い!乗らなかったか?。」流れが速いとラインがふけてあわせが弱くなる。
考えるより先に体が動く。ラインを巻き取りラインテンションを維持しながらロッドを倒し、もう一度魚がかかっていることを確認するような感じで追いあわせを入れる。確実にHIT。
シーバスはエラ洗いを連発。橋と橋げたに囲まれた空間に「バシャバシャバシャ」っと豪快なエラ洗いの音が大音量で共鳴する。
「う〜ん、きもちいいね〜」って普段ならそんな感じなんだけどね、ボートをいいポイントにつけてくれたタムラさんのためにもばらす訳には行かない。
こっちの気持ちを察してか、エラ洗いを連発したあとシーバスはおとなしくなった。
ラインを巻き取るとずるずると引きずられるようによってくる。
「マルタか?」
ホント、一瞬だけどエラ洗い連発の事実を忘れてそう思ったほど手ごたえがない。
目の良いタムラさんはエラ洗いをするシーバスを見て60オーバーを予告していたけど・・・。
ボートの手前でちょっと抵抗しただけで、スズキクラスの豪快な突っ込みも見られずあえなくタモ入り。
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しかし、あがってきたシーバスを見るとかなりでかい。「70いくか〜」ってタムラさん。
こうなると速く計測したくてウズウズ(笑)。
豪快に丸呑みされたお気に入りのNJ-85を取るのももどかしく、早速計測。
65cm。
メジャーを取り出しながら
「70は行ってないな〜」っタムラさんが言い直していたので、予想はしていたけど・・・・。
しかし、タムラさんの目測はホント正確。
とりあえず、スズキサイズということで記念撮影。
ファイトの感覚的には40cm超えってとこ。でもあがってきたのは65cm。釣果的には喜ぶべきなんでしょうけど、ファイトを楽しみたい私にとってはちょっと残念。 |
あの急激な流れの中ですでに体力を消耗していたのだろうか?。なんとなく釈然としないスズキでした。
しかし、この後2、3時間あたりなし。
デジカメの時計を設定するのを忘れたので正確の時間がわからない^^;
東電が原発の亀裂を隠すと私の釣果があがる?。そんなことが実際に起こった?。
原発がストップして電力不足が深刻化しそうなので、東京湾にかかる3つの橋の深夜のライトアップを中止した。
おかげで橋げたに魚が集まらなくなり、シーバスボートも寄り付かなくなった。
居付きのシーバスは警戒感がなくなり口に入るものはとりあえず食う。
そこに私が登場!(笑)。
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そんな、ことがあったかなかったかは知らないけど、橋げたのキワにルアーを落として、キワから斜めに離れるようにスローでリトリーブすること1メートル「ゴン」という衝撃とともにHIT。
44cmというサイズながら、エラ洗いや突っ込み、ヘッドシェイクを繰り返し、十分ファイトを楽しませてくれました。 |
サイズはちっちゃいけど、ファイト的にはこっちのほうが上(笑)。
移動して運河の上を通る道路の橋げたを一本ずつチェック。
5、6本あったんだけど一本一本すべてにシーバスがついていた。
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一番最初にチェックした橋げたで50センチをGET。
風もなく、潮の流れも馬鹿みたいに速くないのでNJ-85の動きをしっかり把握しながらスローでリトリーブ。
橋げたと平行に泳がせてHIT。
50cmクラスらしいファイトを堪能できました。 |
その次の橋げたでは、同クラスのシーバスをボート際まで寄せてきたところで一気に突っ込まれ痛恨の身切ればらし。
そのあとの橋げたでは、ショートバイトや乗りそこないがあったもののフックアップにはいたらなかった。釣れたのはタムラさんが釣った30cmのセイゴ。多分、こいつらが悪さしていたんだね。
空が白み始めて、もうすぐ夜明け。
「明るくなったら台船周りを攻めてみましょう」
タムラさんの言葉に賛成。台船周りは得意中の得意さ!。
台船置き場に移動して台船を1隻1隻チェック。
台船は船体をすらないように舷側にタイヤをつるしているんだけど、このタイヤの下にズボッとルアーが着水するとなんとも気持ちがいい。ボートだと引っかかっても取りにいけるって安心感があるから、ギリギリのキワを攻められるんだよね。しかも安心感があるかミスキャストが少ない。
「引っ掛けたらヤバイぞ!」って時ほど引っかかるから不思議だね(笑)。
もうすっかり明るくなってきたし、海水は3メートル下が見えるくらいのスミスミ状態。
ルアーが見切られないようにNJ-85をまるでバスゲームみたいに高速でトゥイッチング。
高速トゥイッチングはルアーが静止した瞬間に食ってくることが多いから、シーバスがルアーを吸い込むあのズボッて感覚が伝わってくるから結構スキ。
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濁りがまったくない状態の中、それでもタムラさんの長年の経験に培われたガイドのおかげで、50cm越えのものを3匹追加することが出来ました。
飛んでくルアーの姿や、ファイトするシーバスの姿をはっきり見られるデーゲームというのはやっぱり面白いね。
夜とはまた違ったゲームの組み立てが出来るのも魅力のひとつ。 |
タムラさん、今回もありがとうございました。
また次回もお願いいたします。
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