<スズキ 釣り 編>
食後にお茶を飲みながら水槽を眺めていたら、なんか急にスズキが釣りたくなった。
釣行記調べてみたら1週間釣りに行っていなかったみたい。熱帯魚のほうもだいぶ落ち着いたみたいだし、ちょっと行ってみるか!。
早速、インターネットで最近の情報をチェック。
昔は一晩中歩いて自分で状況を確認したもんだが、今は家にいながらに東京湾の情報が手に入る、便利になったもんだべ。ってちょっとオヤジモード。
どこもあまり良くないみたい。となれば近場でいいかな。昭和島周辺。
自転車で2分。私の家から一番近いポイントに行く事にする。ホント、シーバサーとしては恵まれた環境に住んでいるよね、感謝。
ここはあまり潮通しが良くないから群れにあたって爆釣ということはない。
遊歩道みたいになっていて、石垣の緩やかなスロープで水際に行くことができる。
昼間はハゼ釣りでにぎわうんだけど、夜になると状況は変わる。
水際の水深がないところにベイトが避難していて、それをスズキが5mくらいの沖で狙っている。普通ならそんなところで狙っていてもベイトは捕食できないんだけど、遊歩道になっているから犬の散歩やウォーキングなどで人が通ると、驚いたベイトが沖にサワサワと逃げる。
スズキはその事を知っているみたい、結構かしこい。
狙い方はというと、岸と平行にリトリーブ。これしかないでしょ。
スズキがステイしている5m沖のブレイクラインを少しでも多くトレースできるように、岸と平行よりちょっと沖目を狙ってフルキャスト。リトリーブしては前進を繰り返す。後の人のために、移動の時は岸際から離れて歩く。
水深は、スロープが緩やかだから2m沖でも1mもない。5m行っても1.5mくらいの深さしかないんじゃないかな。底は石垣だから根掛りが気になるので使用するルアーはナイトレイド。
岸辺を移動しながらキャストすること30分くらい。最初のあたりがあった。
フルキャストして2mくらいデッドスローでリトリーブした時にもわっとした柔らかい感じのあたり。前にも書いたけど、こういうあたりは思いきりあわせることにしている。軽くあわせて乗りそこなった経験からそうしているだけなんだけど、多分、普通の反転食いとは違うのかもしれない。
この時は水深が浅いから頭では「根掛りかもしれない」って考えた。でも、体の方は勝手に魚と確信して思いきりあわせを入れる。で、正解は体のほう。HITした魚は沖に向かって泳ぎ出す。こういう時、頭で考えた方が不正解の場合が多い(笑)。
直線的に沖に逃げる魚を私を中心とした円運動に強制的に変えて少しずつ寄せてくる。
2、3度ヘッドシェイクをしただけで、水中を引きずられるように寄って来る。ある程度寄ったところでいきなりのえら洗い&突っ込み。突っ込みのスピードと、出ていくラインの量でスズキサイズであることを確信。「こいつはGETしたい!」。無理なやり取りは控えてドラグを調整しなおす。
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寄せてきては、沖に向かってむちゃくちゃな突込みを楽しむ。ナイスファイトの末上がってきたのは60cmジャストのスズキ。ホントは59.6cmだったけど四捨五入ということで大目に見てください(笑)。
この場所で、このサイズ、運が良かった!。近くでオリオン座を眺めながら愛を語っていたカップルに自慢しに行こうかと思ったくらい嬉しかった(笑)。
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1時間くらいの釣行で1匹だったけど、この潮通しの悪いと思われた場所でも、このサイズがいることが分かっただけでもかなりの収穫。ちなみに、今までのここでの自己記録は、去年の6月に釣り上げた47cm。
家に帰ってテレビを見ていたら、うたた寝してしまった。起きたのが夜中の1時。
これからベッドに入っても寝れそうにないので再度釣行(笑)。
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今度は京浜島周辺。
岸際を丁寧に探っていく。開始早々、ZBL90Sのスローリトリーブに食いついてきたのは32cmのセイゴ。30分後に、もう1匹セイゴを追加。さすがに眠たくなってきたので終了。
こっちの方はパッとしませんでした。 |
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