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2001年09月14日 3HIT1GET 20:00〜22:00 中潮 干潮21:16

<X80 シーバス 編>

先週は仕事が忙しくて釣りに行けず、今週は台風の影響で濁りが出て釣りができない状態が続いてた。

台風が去った後、とりあえず海の状況は毎日のように見にきていたんだけど、初日は泥混じりのコーヒー牛乳色。2日目は泥の濁りは取れたんだけど底から巻き上げられた腐ったヘドロのせいで青白く濁ってた。多分の青潮と同じ原理で酸欠状態なんだろう、大量のカニが水面ぎりぎりのところで護岸にしがみついていた。3日目も同じ状態。

ところが4日目の今日は打って変わっていい感じ。青白い濁りも取れてちょい濁の絶妙な潮、「これなら」と思い早速釣行開始。

まずは、テトラ周り。周りを壁で囲まれた人工島では波が砕かれて酸素が供給されるのはテトラ周りくらい。魚が戻ってくるなら多分ここ。

とりあえず回遊待ちになるだろうと足場のいいところを選ぶ。
久しぶりのキャスト、おもいっきり沖に向かってフルキャスト。ビユ〜〜ン!きもちいー!。
1投目・・・ゴン・・・・GET・・・・50cmくらいの枝。
2投目・・・ゴン・・・・GET・・・・30cmくらいの草。
20mくらい沖をごみの帯が流れているみたい。
テトラに沿ってリトリーブするつもりだったからまあいいか。でも、合間あいまに沖に向かってフルキャストしたかったなぁ。

「テトラの海岸線と平行にリトリーブ」と「10度くらい角度をつけたリトリーブ」を左右で規則正しく繰り返す。一通り投げたらルアーチェンジ。とは言っても、沈みテトラがあるのでシャロー系で回す。

ナイトレイドをしっかり泳ぐようにミドルスピードでリトリーブ中にHIT、が、ちっちゃい。
姿は見えないが、2m位先でプルプルヘッドシェイクを繰り返す。1ヶ所に止まったまんまプルプル、プルプル。
テールしか掛かっていないようだ。弱るまでもたない、多分後数秒でフックアウト。
「どうする、引っこ抜くか?」。
横に泳がせてそのまま勢いで引っこ抜くのが一番と思ったが、引っこ抜いた後、降ろす所がない。テトラの間に落っこちたら回収不能、死あるのみ。
となれば、目の前にぶら下げて鷲づかみ、これしかない。
意を決した瞬間フックアウト。残念。GETしてもカウントできないサイズなのにバラスとカウントされてしまう。まったく厄介なやつだ。

次のHITもナイトレイド。今度はスローリトリーブのストップアンドゴー。
こいつもちっちゃい。HIT後、プルプルと5回くらいのヘッドシェイクで簡単に逃げていってしまった。2バラシ。

まずい、このままでは2バラシボーズ。
危険を承知でミドルレンジのルアーもローテーションに加える。
「ボーズはいやだなー」集中を切らしたキャストに、ルアーはテトラを直撃。

回収して調べてみるとなんたる不幸。ローテーションの順番がX80とは。
当然、こいつのか弱いリップでは衝撃に絶えられずポッキリ。
笑うしかない・・・ハハハ(涙)。

息消沈、遠くの景色を眺めながら呆然とリトリーブ・・・・ではなく、無心の境地のリトリーブにHIT(笑)。体が素直に反応していい感じのあわせが入った。ほとんど足元。
サイズは良好、こいつをばらすわけには行かない。最初の猛攻を何とかしのぎ、持久戦に突入。ドラグを緩め、沖に沖にと逃がしてやる。距離を10mほどに保ちながら弱るのを待つ。

慎重に引き寄せてハンドランディング。ジャスト50cm。このサイズにここまで慎重になったのは初めて。ホームページのプレッシャーがなせる技(笑)。
置くところがないので左手で持ちながらデジカメを取り出す。
デジカメの液晶って暗いと全然映らないね。故障かと思ったよ。
ファインダーをのぞいてカシャ。
ちょっと時間かかったけど元気に帰っていきました。
これ以上は期待できそうもないので終了。

車の戻るとチョークマークが!。こんなの初めて。
多分、アメリカのテロで警備が厳しくなっているんだろうね。
羽田空港が見えるところに路駐しているんだもんしょうがないか。

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