HOME > シーバス > シーバスフィッシング
シーバスフィッシング

【初心者マニュアル】
シーバスフィッシングを楽しむには、なんといってもシーバスが釣れなくてはなりません。
毎年暖かくなると、初心者の方から「どうすればシーバスが釣れますか?」といったメールを頂きます。しかし、ルアーでのシーバス釣りは奥が深く、一概にどうこう言えるものではありません。しかし、そこをあえて言うなら・・・・。シーバスフィッシングをたくさんの人に楽しんでもらえるよう、シーバスの釣り方について考えてみました。



陸っぱりボート問わず東京湾で
シーバスフィッシングを楽しもう。





人工的に整備された釣り場。家族でシーバスフィッシングが楽しめます。





あまりにも目立つストラクチャーは
あまり釣果が期待できない?





東京湾でも探せば
砂浜(の様なもの)があるんですね。












ゴルフ  チケット  本・雑誌  CD  DVD

MENU
リンク集 掲示板

シーバスフィッシングを楽しむには、まずポイントの選定とその攻略が大事になってくると思います。

写真はいわゆる親水公園。釣りを楽しむために整備された公園で、休日ともなるとたくさんの人が釣りを楽しんでいます。

砂地に石が人工的に配置され、それが小魚たちの絶好の住処になっているため、ハゼなどはたくさん釣れます。

しかし、昼間、ハゼ釣りの人に混じってルアーを投げてもシーバスを釣ることはほとんど無理でしょう。

シーバスは、昼間は人が来ない場所に潜んでいます。

夜行性というわけではないのですが、夜でも十分明るい東京では、人通りが多く、鳥などの外敵に狙われる可能性がある昼間より、寝ぼけた獲物が多い夜のほうがハンティングに適しているため、その方向へと適合して行ったのではないでしょうか。

ちなみに、昼間でも人から隔離されたシェードや沖合いなどをボートで攻めれば十分釣果を得ることが出来ます。

しかしボートを使わない陸っぱりだと、シーバスが安心して浅瀬にやってくる夜の釣りがメインになります。そして、一番シーバスが集まってくる場所を見つけることが出来ればシーバスフィッシングを十分堪能することが出来ます。

夜、シーバスが集まってくる場所、それは明るい場所です。明るい場所には小魚たちが集まります。その小魚を求めてシーバスもやってきます。

なるべく明るい場所。たとえば一般道と首都高の橋が並行してかかっているような場所。

こういった場所はあたり一面が明るく、小魚も分散して漂っています。釣り方としてはポイントを面として捕らえ、なるべく広く探っていくと釣果が上がります。

普通の一本橋の場合は、明るいところと暗いところの境が比較的はっきり出ます。

ねらい目は潮の流れの上流側にある明暗部の境目です。その明暗部に沿ってルアーを泳がせるのが基本的な釣り方です。

ただ、明暗部の境界線上からキャストすると潮の流れでルアーは橋の下へと流されてしまいます。

ですから、境界線より上流側からルアーをキャストし、潮に流される力を打ち消すように上流側に引っ張る力を与えてやるのがコツです。

応用編として、ルアーを潮の流れに乗せて明暗部へ流し込み、明暗部の境ギリギリのところで上流側にUターンするように引っ張ると、橋の下に隠れているシーバスを誘うのに非常に有効的な手段となります。

光に集まる小魚たちは水面に浮いていることが多いので、水面を意識しているシーバスが多いはずですが、トップで引き波を立てるより10cmから20cmほど潜らせた方がよい場合が多いです。

ルアーはシーバスの獲物に合わせることが基本です。
寝ぼけた小魚の動きを意識して、スローのダダ引きが基本。しかし、灯りに集まる小魚を観察していると分かるのですが、たまにチョンと方向を変えることがあります。スローの駄々引きシーバスが興味を持たないようなら、ほんの気持ち程度軽くアクションを入れてみると良いと思います。

しかし運河が入り組んだ東京湾でさえも、シーバスフィッシングを楽しめる橋は限られています。ほとんどの場所では先行者がいるか、または先行者によって釣られてしまっている場合が多いようです。

船着場などの障害物があるような場所で釣りができればよいのですが、そういった場所はたいてい立入禁止です。

となると、残されているのはどこまでも続く直線的な護岸です。

こういった何の目標物がない場所では、得てして沖に向かって遠投してしまいがちですが、偶然を期待した回遊待ちの釣り方ではあまり釣果が上がりません。

護岸の足元の水深が2m以上あるようなら、シーバスは護岸についている可能性が非常に高いです。人通りの量にもよりますが、暗くなるとあまり人が通らない埋立地ならなおさら可能性が高くなります。

テクトロをやってみましょう。
ラインを20mほど出し、犬を引っ張って散歩させるようにルアーを引き護岸に沿ってゆっくり歩いていきます。

歩き方はゆっくり。月を見ながら物思いにふけっていると、良く釣れます。
逆にアタリが来るのを今か今かと待っていると不思議と釣果は上がりません。

同じ岸際を攻める場合でも、駆け上がりになっている場所は、テクトロには適しません。

夜、天敵の鳥から開放された小魚は、シーバスを恐れて陸に体を乗り上げるほど浅い場所に集まっています。

その近くをテクトロで歩いてしまうと小魚が散ってしまい結果的にシーバスにエサを与えることとなってしまいます。しかし、シーバスは陸に乗り上げるように群れている小魚を狙っているのも確かです。

ですので、駆け上がりの傾斜にもよりますが、岸と平行よりやや斜め沖よりにルアーをキャストし、岸から5mくらいの場所を意識してルアーを引きます。

そしてルアーを引き終わったら少し前進、また斜め前方にキャストというのを繰り返すと良いと思います。

最後にシーバスが釣れる時期について。

シーバスは、うだる様な暑い夏でも、凍える様な寒い冬でも釣る事は可能です。しかし、真夏の東京湾は慢性的に酸素不足になるため、潮通しの悪い運河筋のシーバスは、沖や河川部に移動してしまい、運河筋での釣果はあまり期待できません。

また11月から1月にかけて、シーバスは産卵の時期を迎えます。
シーバスの産卵場所は東京湾から少し外に出た千葉県の金谷港沖辺り。
金谷港沖にはこの時期、湾内の冷たい海水と、黒潮の暖かい海水がぶつかる熱塩フロントが発生します。シーバスは湾内の冷たい水を避けるように、また孵化した稚魚が東京湾に戻って来られるように、熱塩フロントをほんの少しだけ越えた暖かい黒潮内で産卵します。

産卵期を迎えたシーバスは、この時期湾奥から姿を消してしまいますので、ほとんど釣果が期待できませんが、逆に産卵前や産卵後のシーバスは食欲が増大するため、かなりの釣果が期待できます。

小さなシーバスでもいいから、とりあえず数を釣りたいというのでしたら、寒い冬を耐え抜き、腹ペコのセイゴが活動を再開する3月から4月。大物を狙いたいというのでしたら、産卵に備えシーバスの成魚がひたすらエサを追いかけている9月から10月がお勧めです。


トラベル  ゴルフ  チケット  本・雑誌  CD  DVD  ソフトウエア


シーバスフィッシング


このページの先頭へ

ルアー シーバス&アクアリウム > シーバス > その他
シーバスの釣り方 シーバスフィッシング シーバスポイント
東京湾シーバス攻略 シーバス釣り(タックル) シーバス 釣り