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2005年6月25日 カナヘビのえさ
「さあ、飼育ケースの用意が出来ましたので、次はメインのカナヘビ!」
と、行きたいところですが、その前にもう1つ。

カナヘビは捕食動物。と、なるとえさはもちろん生餌。
ウチにはミルワームがいるとは言うものの、ミルワームでは栄養の偏りが心配です。
生餌ですから、カナヘビを飼い始めてから手配したのではちと遅い。
カナヘビを飼育する前にカナヘビのえさの飼育が先でしょう。
「やっぱ、それなりの生餌を確保しないとなぁ・・・・」

何を用意すれば良いかは知っている。どこで手に入るかも知っている。
でも、「そいつ」を手に入れるのは、かなり気後れする。

とは言うものの、そいつを手に入れなくてはカナヘビの飼育が始まらん。
意を決して、いつものアクアショップへ。

アクアショップに入ると、いつもは決して立ち寄る事の無い奥まった暗闇に直行する。
「そいつ」はそこにいる。
ちょうどショップのお兄さんがそいつの水槽の掃除をしているところでした。
お兄さんが水槽の中に敷いてある新聞紙をどかすと、そいつがゾワゾワゾワっと、逃げ回る。

そう、そいつの名は「コオロギ」
飼育下の爬虫類にとっては主食ともいえる生餌。
ミルワームよりはるかに栄養価が高いとされている。

だが、私はこいつがどうも苦手。
子供の頃、庭のコオロギを捕まえて飼育観察していたから触れないというほどでも無いし、
集団でゾワゾワ動く姿もシーバスを釣りに行った時のフナ虫に似たようなもんで、
逃げ出したくなるほどのものではない。
しかし、こいつはどこかゴキブリに通じるものがあるような気がして・・・・。

ゴキブリだけはダメ。生き物大好きよしだっち唯一の欠点。
触れない、見られない、近寄れない。やつと対峙したら逃げるしかない(笑)。

「これはなんというコオロギですか?」
コオロギの掃除をしているお兄さんに尋ねてみる。
「ヨーロッパイエコオロギです」
なんと、外国産か・・・・。そういえば日本のコオロギみたいに黒くなくて茶色い。
ちょうど茶羽ゴキブリって感じの色。←わざわざゴキブリに例えんでも(^_^;)

やっぱ丈夫で繁殖力が強いから、外国産を使うんだろうね。
こんなのが逃げ出して帰化したら大変だ。でも、このコオロギも逃げ出したとしても、ウチの近所じゃ生きて行けないだろうなぁ・・・・。
子供の頃はウチの庭でもコオロギの鳴き声が聞けたんだけど、いつの間にか聞けなくなってしまった。

「このコオロギは鳴くんですか?」
そう、今まで考えていなかったけど、カナヘビテラリウムの中でリンリン鳴かれたんじゃ、寝られないぞ。
「はい、よく鳴きますよ」
そりゃそうだよな、だってコオロギだもん。
どうやら鳴き声は我慢しなくちゃならないみたい。

とりあえず50匹ほどもらう事に。
お兄さんはコオロギの水槽の中に小さなプラスチックケースを入れて、その中に紙にへばりついたコオロギを振り落としていく。ある程度プラスチックケースの中にコオロギが溜まったら、一匹ずつ手で掴んでコオロギを数えながらビニール袋へ。
何の躊躇もなく、手馴れた手つき・・・・。

「俺も慣れてくるとあんな感じでコオロギを掴めるようになるのかなぁ」
どうも、無理なような気がする(^_^;)

50匹買って帰る道すがら、コオロギたちの飼育方法をあれこれ考える。


ポインタを写真に合わせてね。クリックしちゃダメだよ。
ます、飼育ケース。

22リットル程度のプラスチックケースを用意しました。このケース、フタと本体の隙間にパッキンが入っていてかなり密閉性が高いのが特徴。

ゴキブリの侵入を絶対許さないための容器です。ゴキブリの侵入を許したらもはやそれまで。ゴキブリと同居しているエンガチョ・コオロギなど触る気にもなれません(笑)。

ただ、空気は入らなくてはいけないので、10cm角の穴を開けて、通気性の良いタイベスト紙でフタをしました。

このケースは普段クワガタのえさであるゼリーをストックするのに使っています。
タイベスト紙もクワガタの幼虫を飼育するために広く使われている紙。
アクアリウムのノウハウがクワガタに生きて、クワガタのノウハウがカナヘビに生きてくるところが面白いですね。

容器は決まりました。次はえさですね、えさのえさ。
野菜や果物を与えておけばよいのでしょうが、栄養面をもっと強化した生餌にしたい。
まず頭に浮かんだのがクワガタの幼虫に与えていた各種添加剤。

その中でも比較的食べやすくて栄養価が高いものとして、粉ミルク、麦芽、ビール酵母を選びました。


そして、何より欠かせないのがカルシウムの強化。
背骨を持ち、殻の付いた卵を産むカナヘビは、普通のコオロギだけではどうしてもカルシウムが不足しがち。解決策はカルシウム豊富なコオロギを育てる事。

ホームセンターに寄って小鳥に与えるカルシウムを物色したけど結構高い。
そこで、園芸用の肥料コーナーに行くと、量が多く値段も手ごろな物がありました。
ついでにミネラル不足を解決するためにインコ用の塩土も購入しました。


これで準備万端。さっそくセッティングです。

右側は、ロール紙の芯。いうなればトイレットペーパーの芯のようなもの。長さもトイレットペーパーの芯並みに切断しました。

そして、左上が水。溺れない様に木の皮を浮かべてあります。その右側がクワガタのえさ用ゼリー。食べるかな?。

そして左下が塩土。その右が粉ミルク、麦芽、ビール酵母、カルシウムを混ぜた特製配合飼料です。

さっそく、コオロギを入れてみましょう・・・・う〜、ちょっと気持ち悪い。
コオロギが入っているビニール袋を持ち上げる。
「ガサゴソ、ガサゴソ」
ひぃ〜、なんともいえない音。コオロギが動く振動がビニール袋を通して伝わってきます。
袋をとじている輪ゴムをはずし、ビニール袋をさかさまにしてコオロギをケース内に落とす。
ケース内に落ちたコオロギたちはいっせいに散っていく。
う〜、かなり来てます(^_^;)

まず水を飲むかなと思ったんですが、意外や意外、ゼリーが大人気でした。

慌ててゼリーを増やしたのですが、ゼリー人気は一瞬で終わり、あとは特製配合飼料に人気が集中しました。

もしかしたらゼリーは水分補給で終わってしまったのかも。

しばらくボケーッと見ておりました。
私の作った特製配合飼料を食べている姿を見ていると、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ愛着がわきました(^_^;)

水と塩土は全く人気無し。近寄っても気にかける仕草も見せません。水はどけるわけにはいきませんが、塩土はどける事にしました。

その代わり、野菜クズを少々。
ビタミン豊富な緑黄色野菜の代表ニンジン。
安すぎてニュースになっているキャベツ。
そして大根の葉っぱ。

しかし、この野菜にも見向きもしません。
「お〜い、野菜を食べないと、ビタミン不足になるぞ〜」

バランスよく食べて欲しいけど、育てる目的が目的なだけになかなか言う事を聞いてくれそうにありません(笑)。

考えてみたら今日は1日コオロギで終わり。カナヘビの事などすっかり忘れていました(笑)。
ちょっとだけコオロギが好きになれたような一日でした。
次回こそは主役の登場・・・・・だといいんですけど(^_^;)

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