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オオクワガタの食事の風景は良く観察していますが(詳しいことはこちら)、自然界で硬い朽木をバリバリ噛み砕くために進化した大きな牙も、人工の柔らかい菌床が相手では、あまり役に立っていないのが現状のようですので、食べるにはそれほど支障がないと思います。
ただ、問題なのは蛹室を作る時です。幼虫は自分のフンを牙でくわえ、蛹壁に塗りつけて蛹室を作ります。ですのでフンをうまくくわえられないと、うまく蛹室を作れない可能性があります。
とは言うものの、幼虫の代わりに人間が蛹室を作ってあげられるわけもなく、してあげる事は残念ながら思いつきません。あとはうまく蛹室を作ってくれる事を祈るしかないのではないでしょうか。 |