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2003年6月8日 坑道を掘る
左の写真、なんだかわかります?。
一生懸命良い写真を撮ろうと思ったんですけど、暗いし狭いしでぜんぜん良い写真が撮れませんでした。

実はメスが産卵木に坑道を掘っているところ。


左上の白いのが菌床産卵用に入れた菌床。
その右斜め下が転倒死防止用の樹皮。

そして、中央の黒いのがメスのお尻。そこから左下のほうに産卵木が延びています。
なんとなくわかるでしょ(笑)。

じゃ、図解入りでご説明申し上げます。

今回菌床産卵用にセットした飼育ケースがこれ。
詳しいことは5月25日の日記を見てね〜。

で、埋め込んだオガコを取り除いたのが下の写真ね。

じゃ〜ん。今回は写真に文字を載せてしまいました。ロールオーバーに続く特殊技法その2。

初歩の初歩なんだけど、このホームページでは初。新しい画像編集ソフトを買ったので少しずつその機能を使って行こうって努力が感じられるでしょ(笑)。

菌床産卵用にセットしたんですけど、メスは菌床には目もくれず、産卵木を削り始めました。
オガコに埋まった産卵木を半分だけ掘り起こし、写真の白い矢印の方向から、ちょうど産卵木の中心に坑道を掘っています。

その姿を緑色の矢印の方向から撮影したのが一番上の写真です。

坑道の深さは6cmくらいになっているでしょうか。私が観察しているときには出たり入ったりして、まるで坑道の出来具合を調べているようでした。フラッシュをたいたあとはさすがにびっくりして坑道の奥にもぐってしまいました。

やっぱ菌床より産卵木のほうがいいのでしょうね。でも、産卵木に産卵が終わったら菌床のほうにも産卵してね。

そうそう、先週あたりから続々と羽化が始まっています。

まだメスだけなんですけど、蛹化の写真撮影に協力してくれた個体も、この通り立派に羽化することが出来ました。

羽化したあともまだ蛹室(ようしつ)の中でじっとしているみたい。地上に出てくる気配はありません。

いつになったら地上に出てくるんでしょうね。
知らないうちに地上に出られて、フィルターを破って脱出されるとかなり危険。
ある程度のところで掘り出してしまったほうがいいのかな?。

しかし、掘り出したあと入れておく容器がないぞ。
100円ショップで適当な容器を買ってきても60匹分で6000円!。
まずい、そこまで考えていなかった。
う〜ん、何か良い方法を考え付くまで、もうしばらく菌糸ビンの中でじっとしていてね。

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