いや〜、悩んでます。夜も眠れないくらい悩んでます。
新しいデジカメがほしくなったんです。今のデジカメが古くて電源を入れてから写すまでの時間があまりにも長くてシャッターチャンスを逃したり、シャッターを押してから実際に写真を撮るまでのタイムラグで被写体が移動してしまったり、シャッターを押してから次のシャッターを押すまでの時間(撮影間隔)があまりにも長すぎて連写が効かなかったり・・・。
掲示板のほうの書き込みを見てうらやましくなったのも大きな理由かな(笑)。
で、どんなカメラがいいかなって考えたら・・・・。
まずは手ぶれ防止機能。薄暗いところでクワガタを撮影するとシャッタースピードが落ちるから、どうしても手ぶれしてしまう。
それと望遠。近寄ると逃げてしまうトンボやチョウや、高い木の上にいるクワガタを接写で撮影するのと同じような写真が取れる望遠。1mの距離を10cmにするには10倍の望遠が必要。
ほかにも、接写の距離や連写の性能、起動時間や撮影間隔なんかも要望があったんだけど、上の二つを満たしている機種を探したら、たった3機種になっちゃった(笑)。
キャノン PowerShot S1 IS
パナソニック LUMIX DMC-FZ10
パナソニック LUMIX DMC-FZ2
で、この3つのうちどれにしようか迷ってます。
有効画素数 |
S1 IS |
DMC-FZ10 |
DMC-FZ2 |
320万画素 |
400万画素 |
200万画素 |
画素数はとっても重要なようだけど、そんなに気にならない。デジカメで撮影した写真はテレビやパソコンのモニターでスライドショーを楽しむだけ。今まで一度もプリントしたことないから。それにスナップ写真を普通のサイズでプリントするなら200万画素もあればいいんじゃないかな。A4版くらいに拡大するとその差は歴然だろうけどフイルムカメラの写真も含めてA4版にプリントしたことは生まれて一度もないし。
接写 |
S1 IS |
DMC-FZ10 |
DMC-FZ2 |
10cm |
5cm |
5cm |
10cmと5cmだと「たった5cmの差」と考えるか「2倍の差」と考えるかでかなり評価が変わってくるよね。私の場合「2倍の差」。S1 ISはちょっとつらいかな。
望遠倍率
35mmフィルム換算
テレ端接写距離 |
S1 IS |
DMC-FZ10 |
DMC-FZ2 |
10倍
380mm
93cm |
12倍
420mm
200cm |
12倍
420mm
120cm |
望遠はDMCが一歩リード。12倍というのはかなり驚愕に値するらしい。でも、93cmの距離から10倍で撮影すると9.3cmの距離。120cmの距離から12倍で撮影すると10cmの距離。そう考えると計算上20cmにしか寄れないFZ10はちょっとつらい。
撮影間隔
連写機能
連写連続枚数 |
S1 IS |
DMC-FZ10 |
DMC-FZ2 |
1.6秒/枚
約1.7枚/秒
最大17枚 |
1秒台後半/枚
4枚又は2枚/秒
最大7枚 |
1秒台後半/枚
4枚又は2枚/秒
最大7枚 |
連写速度はDMCが断然有利だけど、連続して17枚も撮れるS1 ISは「何か始まりそうだからとりあえず押しとけ」みたいな撮り方ができるから、予期できない写真が取れそうで面白そう。
電源 |
S1 IS |
DMC-FZ10 |
DMC-FZ2 |
単3電池 |
専用電池 |
専用電池 |
やっぱ単三電池を使えるほうが何かと便利だよね。うちにはニッケル水素の単三電池がゴロゴロしてるし。
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S1 IS |
FZ10 |
FZ2
|
動画撮影 |
優れている |
FZ2はやや劣る |
開放絞り値 |
F2.8(W)−3.1(T) |
全域F2.8 |
発売日 |
04年3月 |
03年10月
|
03年8月
|
ほかにもS1 ISは液晶モニターが自由に角度が変えられる機能がついていたり、撮影モードが豊富だったり。発売日が新しいだけあって便利な機能が豊富にそろってます。便利な機能の量でいったらS1 ISが圧倒的に有利ですが、果たしてそれを使うのかと考えると多少疑問も・・・・。
実勢価格 |
S1 IS |
DMC-FZ10 |
DMC-FZ2 |
5万円 |
5万5千円 |
3万5千円 |
S1 ISはACアダプタが別売です。DMCは記録媒体が別売です。
と、書いてきましたが、とりあえずDMC-FZ10は却下。画素数が多いだけで私のようにWebに特化した使い方をする人間には機能が劣るのに値段が高いだけ。
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S1 ISかFZ2か・・・・・。
重要な接写や望遠を考えると素直にFZ2になるところなんですが、S1 ISの連写や多機能も捨てがたいし・・・・。
何より、S1 ISのスタイルが好き、新製品だしね!。それにCanonのほうがカメラメーカーって感じだから出来上がった写真にキレがありそう。Panasonicはどちらかというと動画の方って感じだし。 |
ということでS1 ISにしようと思ったんですけど、値段を見たらやっぱFZ2かなぁ〜。
CanonといってもS1 ISはフラッグシップモデルの「EOS」じゃないし、中田ヒデが宣伝している「IXY」でもない、「Power Shot」なんてわけのわからんブランドだしね。
う〜〜ん、もう少し考えてみようか〜。
インターネットでデータを集めただけじゃ分からないことが多いから実機を触ってみましょう。
早速近くの大型電気量販店にGO!。
電気屋さんのデジカメ置き場は卒業入学シーズンが終わったせいか閑散としている。
売り子のお兄さんもちょっと手持ち無沙汰。ってことは・・・・・。
FZ2を発見。早速手に持ってテスト開始!。
「電源は・・・・」
うちのカメラと同じような場所に「ON OFF」って書いてあったからすぐ見つかった。
早速スイッチを「ON」の方にスライドさせる。レンズがずるずる出てくるスピードを計りたかったんだけど何も起こらない。
液晶もファインダーも真っ暗。
「ありゃ、こいつは電池切れだ」
ACアダプターも付いてないから電池切れに間違いない。
仕方ないのでもう一台のS1 ISを探す。するとDMC-FZ2のすぐ近くにディスプレイされてました。たぶん電池が切れているだろうと思いつつ電源を入れると「ピロロ・・・」って答えてくれました。
「おお〜〜〜、こっちは使えるぞ!」
胸をワクワクさせながらどこからいじくろうか、たくさんあるボタン類を物色していると・・・
「こちらの製品は最近出たばかりの新製品でして・・・・」
ありゃ、もう店員さんに捕まっちゃった(笑)。
もう少しじっくり、いじくってみたかったのになぁ〜。
「はあ〜」と気のない返事をしながら、つかまってしまったもんはしょうがないとあきらめの境地。
DMC-FZ2の方の電池がないので比較ができないから、店員さんから一通りの説明を聞いてさっさと退散。
今度は駅前の大型量販店。こっちは駐車場がないからちょっと不便。
デジカメ売り場いくとお客さんは数人いてカメラをいじくっている。店員さんもいるけど説明している人は一人だけ。
「こっちのお店はマンツーマンディフェンスじゃないみたい」
ほっと一安心。やっぱディフェンスはゾーンじゃなくちゃね(笑)。
まず発見したのはDMC-FZ2。しかもACアダプター付き、ラッキー!。
こちらの機種はとってもシンプルな設計で、私のデジカメと表示がかなり似通っているので直感的に操作法がわかる。
持った感じはかなり軽め。カメラ然とした形状がやや古びたイメージがあるものの、必要なものをきちんと並べたボタン類は使いやすそう。
起動時間、接写、望遠、オートフォーカスの速度、連写・・・・。
強制発光させたり、入り口から入ってくる人を望遠で狙ってみたり。
おなかと手で暗闇を作ってオートフォーカスさせる実験をやったときは、さすが周りの人の目が気になりました(笑)。
一通り実験が終わって今度はS1 ISを探す。
3mほど離れた場所だけど、こちらもACアダプター付きで発見。
早速持ってみる。ズシッとした重みを感じる。なんかとっても高級な感じがするけど、反面持ち歩くにはちょっと重いぞ。
曲線を主体とした先進的なフォルムはとってもかっこいいし、ボタン類がたくさんあってメカニカルな感じが私好み。
しかし、ボタン類が多すぎて電源がどこなのかさえ迷うほど(笑)。
ちっちゃいボタンを押しながら反時計回りにダイアルをまわすと電源が入る。
時計回りにダイアルを回すとまた別の機能が立ち上がるみたい、ちょっと機能が多すぎるぞ。
さすがにこっちはDMC-FZ2のようにすぐに使いこなせることはできませんでした、なんせボタン類が多すぎる。しかし、30分ほどいじくって何とか比較したい機能をマスターできました。
一番手間取ったのが連写。なんかモードが違うと連写の表示がされたボタンをいくら押しても絶対連写にならないみたい。
もうお店に入ってから、かれこれ小一時間になろうとしている。お店の人も変わった客だと思い始めているかな。でも、まだまだだよ♪
DMC-FZ2の電源を入れてから一枚目の写真が取れるまでの時間をカウントする「トントントン」。S1 ISに移動して同じ事をする「トントントン」。
DMC-FZ2を強制発光させて連写する。「カシャ、カシャ、カシャ」。そのテンポを忘れないように口ずさみながらS1 ISに移動して強制発光で連写させる「カシャ、カシャ、カシャ」
DMC-FZ2の最大望遠でシャッターを押してから実際に写真がとられるまでの時間を感覚的に覚える「ピ、カシャ」。S1 ISでも同じ事をやって比べる「ピ、カシャ」。
もちろんワイド側やマクロでも同じ事をする「ピ、カシャ」。
DMC-FZ2とS1 ISの間を行ったりきたり。こりゃ完全に変な客だと思われたでしょうね(笑)。
しかも近くで耳を澄ませば「ピ、カシャ」とか「ウイ〜〜ン、カシャ」とか「ガッチャン、キュルキュル〜」とかわけのわからんことを口走っているし(爆)。
とりあえず納得いくまでいじくったあと、わからないことを店員さんに質問して機種を決定いたしました。今回私に選ばれた機種は・・・・
パナソニック LUMIX DMC-FZ2
♪♪パンパカパ〜〜ン、ドンドンドン、パフパフパフ♪♪
本当に難しい決断でした。望遠は10倍も12倍もほぼ同じようなものでしたが、接写ではやはりFZ2のが断然有利。シャッターを押してから実際に写真が取れるまでのスピード(オートフォーカスの速度)も微妙にFZ2の方が速いように感じました。
手ぶれ防止はS1 ISのほうが優れているかな。
ズシッと高級感がるのはS1 ISですけど、裏を返せば持ち運びに不便ということですし、やたらとたくさんあるボタン類を説明してもらいましたが、私のような素人では半分しか理解できないようなしろものでした。唯一これは便利と思ったのが撮影画素数を直接変えられるボタン。
でも、私のほしい機能はFZ2でも十分標準装備してました。
決め手となったのが連写でした。4枚/秒という速度はすごい!「カシャーカシャーカシャーカシャー」。まさにそれは、離婚記者会見で女優さんが涙を見せた時のシャッター音を彷彿とさせました。
なんかプロになった気分。
「カシャーカシャーカシャーカシャー」
気持ちいいいですよね〜、この音は。普通の画質だと4連写ですが、画質を落とすと7連写になるんです。
「カシャーカシャーカシャーカシャーカシャーカシャーカシャー」
クセになりそう(^_^;)
7連写で終わりすけど、1.5秒ぐらい置いてまた7連写できるんですね〜。
「カシャーカシャーカシャーカシャーカシャーカシャーカシャー トン カシャーカシャーカシャーカシャーカシャーカシャーカシャー」
もういいって(笑)。
ほかにも軽くて持ち運びが便利なこと。オートフォーカスだけでなく、メニューなどのボタンを押したときのレスポンスがキビキビしていたこと。無駄を省き素人にとってとてもシンプルで分かりやすい作りになっていることが決め手となりました。
値段も安いですしね、この値段なら気軽に海釣りに持っていけます。海にポチャンと落っことしてしまっても諦めがつきますしね。5万円だと潮風が怖くて持って行きづらい(^_^;)
問題は画素数ですが、昔の200万画素と今の200万画素ではぜんぜん別物とのこと。
ちなみにFZ2とS1 ISのL版写真を見比べて見ましたが、肉眼ではどちらが200万画素か見分けるのはちょっと無理そう。ルーペとか使っても分からないんじゃないかな。
長くなりましたが、私の愛機は「パナソニック LUMIX DMC-FZ2」となりました。
しかし、今日はここまで。家に帰ってもう一度カタログを読み直して、一晩寝ても気が変わっていないことを確認してから購入です。ちょっと慎重すぎだよね(笑)。
一晩空けて・・・気が変わっていませんでした。
朝一番で電気量販店に駆け込む。
もう買うものは決まっています。あとは別売のSDメモリーカードを買うだけ。
メモリーカードはデジカメを買って還元されたポイントで購入の予定です。
こういう買い方をするときはいつも先に買った品物を車に運んで、改めてポイントで買い物をするんです。セコイところを見られないように(笑)。
でも、今回は同じデジカメ売り場の品物で店員さんも私のことを覚えているだろうから、セコセコ作戦がミエミエで返ってカッコ悪い(^_^;)
だから、今日は勇気を出して店員さんに頼んでみました。
「このデジカメください。で、そのポイントでこのメモリーカードもらえますか?」
店員さんの顔色を伺う。反応が鈍い
「こちらを先に買って、そのポイントでこちらですね・・・」
私の言わんとしていることは分かっているようだけど、どうも動きが変だし声も小さい。
型番をメモって品物を取りに行く。そのおどおどした態度ですぐ分かった。この人はまだ入って間もない新人さん。外見から判断すると今年入った新社会人かな?。
「こちらのしなもの・・・・レジ・・・・付いて来て・・・」
品物を持って現れた新人さんは周りの音にかき消されてしまう様な声で私にそう告げた。
新人さんはレジに行ってレジのお姉さんと一言二言会話する。
会話が終わると、レジ係のお姉さんは私に向かって質問。
「こちらをおためしますか?」
と、手のひらでカメラを指し示す。
「おためしますか・・・・・・?」
なんだ?。ためす?。お・た・め・す?何かをためすのか?。
第三者の立場で新人さんに「ガンバレッ!」って応援していたのに、いきなり当事者にさせられて、しかも質問の意味が分からん。
頭がすばやく回転する。
「ためす・・・・カメラをためしてみろという意味じゃないよな・・・」
カメラとメモリーカードの関係で何かためすものを考えようとしたとき、レジのお姉さんは
カメラとメモリーカードを順番に指し示して
「こちらでおためして、こちらでお使いですね」
そう言い直した。
カメラのポイントをためるか、メモリーカードのポイントをためるかって質問なのね。
「お試し」じゃなくて「お貯めし」ってことね(^_^;)
お貯めして・・・・・お貯めして・・・・そんな言葉あるのかいな?初めて聞いたよ。
「試し・ますか?」に「お」が付くと「お・試し・し・ますか?」と「し」が二重になるんですね。
「貯め・ますか?」に「お」が付いても「お・貯め・し・ますか?」と「し」が増えるんですね。
普段気にせずに使っているけど、外国人に教えるときとか考えると、どう言う形の文法として分類され、どういう法則があるのかとっても気になるところです。
NINE(9:ナイン)がNINTH(9番目:ナインス)になるとき「E」がなくなるのを
「NINTH は E がナインス」なんてギャグを飛ばした先生がいたっけ。一瞬教室が静まり返ったあと、あまりのくだらなさに大爆笑になったことがあったっけ。
「試しますか?」の丁寧語は「お」だけでなく「お」と「し」を「お・し」込むんです・・・・(^_^;)
・・・・・閑話休題
レジのお姉さんは、ポイントカードの番号をレジに打ち込みながら、新人さんに保証書にはんこを押すように指示する。
「おっ、新人さんお仕事だよ、がんばれ」
また第三者の気楽な御身分に戻る。
新人さんは箱から封筒を取り出して眺めている。
「封筒から取り出して」と、レジのお姉さん。
あわてて封筒の中から保証書を取り出す新人さん。
「はんこはどこですか」
「ココ」お姉さんは呆れ顔。
レジの横、私でも気が付いてた(^_^;)
はんこを押して保証書をデジカメの中に入れる。
「できれば保証書を元の封筒に戻して欲しいんだけど・・・・」
そういいたかったけど、新人さんの立場が益々悪くなりそうなので我慢しました。
新人さんは保証書を箱の中にいれ、ふたを閉めるといきなりデジカメの箱を私の前に突き出す。
「どうぞ」
どうぞって言ったって、袋に入っていない丸裸の箱。
「・・・・・・・」
なんともマヌケな間をおいて、意味も分からずとりあえず受け取る。
「これ・・・・どうすればいいの?。スーパーみたいにレジ袋くれるのかなぁ〜」
箱を両手で抱え困惑している私・・・・。
しばらくの間、私一人箱を抱えてポツンと立ってるような錯覚に襲われた、もちろん無音(笑)。
レジのお姉さんが気が付いてあわてて私から箱を受け取る。
「すみません」真剣に謝っている。笑いをこらえている顔じゃなくてよかった。
「袋に入れるから置いといて」鬼のような形相で新人さんをにらみつけた(^_^;)
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専用バッテリーや充電器。電源コード、USBコード、AVコード。レンズキャップやストラップなどメモリーカード以外はほとんどすべてそろっています。
あと、欲しいものはケースと予備のバッテリーくらいかな。
メモリーカードはちゃちなやつが付属していると返って使い道がないからオプションのほうがいいよね。 |
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直線を多用してシャープなイメージを演出しているようですけど、私はなんとなく一昔前のカメラのような印象を受けてしまいます。
でも、こういうカメラ然とした格好がライカのレンズとあいまって、良い雰囲気を演出しているのかも知れませんね。
そう考えるとシルバーよりブラックだったかな?。 |
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液晶は1.5型。カメラが大きい分、小さく感じますが、とっても精細で細かいところまでクッキリ見えますので、情報量としては十分かな(11.4万画素)。
フラッシュが手動なのがちょっと残念。シャッターを切った瞬間にポップアップするとカッコいいのにね。 |
あと、ズームがシャッターのところにあって人差し指で操作します。うちにあるのは親指で操作するんですけど、こっちのほうが慣れると楽なのかな・・・・?。
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付属の花型レンズフードをつけてみました。
見せ掛けだけのハッタリだけど、バズーガ砲みたいでカッコいいぞ(笑)。
ずっと付けていたかったけど、フラッシュのときははずしてくださいって、残念(笑)。 |
長々と書いてきましたが、とりあえず私の愛機が手に入りました。
正直言って、最初はCanonのS1 ISの方を買うつもりでした。
スタイルがカッコいいし、Canonというメーカーにも憧れがありましたから。
それに、最新機種でいろんな機能が搭載されているとなれば、ほとんどS1 ISで決まりだったんですけどね。
「何の前触れもなく海面がガバッと割れ、ルアーをくわえたシーバスが水しぶきを上げてルアーをはずそうと豪快なエラ洗いをするその一瞬・・・・・」
船の上でもけしてぶれないその構造。そしてその連写速度。このカメラならその一瞬を捕らえられるかもしれない。そう思った時、このカメラは私にとって、掛け替えのないものになってしまいました。 |