流木水槽レイアウト

２００７年６月１日　流木水槽レイアウト

夕食後、カラの水槽を何気なく眺めていると、じっとしていられなくなる。

もう、アクアリウムショップは閉店してしまっているので、水草を買いに行くなんてできないし、時間がたっぷりあるわけではないので、水槽に水を入れるような事もできないけど、なんかちょっとでも良いからいいじっていたい。

じっとしていられないのが私の性格(^_^;)

「ちょっと、流木でも飾ってみようか・・・・」

流木のレイアウトって、好きな流木を好きな位置に置くだけの簡単な作業なんだけど、自分の趣味に合わせてこだわりだすと、やたらと時間がかかる。「ああでもない、こうでもない」ってやっているうちにあっという間に１、２時間たっちゃうんですよね。

今週末は、アクアショップに水草を買いに行かなくちゃいけないし、オオクワガタの臨戦態勢も整えなくちゃいけないしで、何かと忙しそう。ですので今週末に水槽に水を張るくらいまで進めるには、流木のレイアウトくらいは決めておいた方がよさそうです。

となれば、さっそく行動に移しましょう。
昔からある流木コレクションに、新たに買ってきた流木を加えたものを新聞紙の上に並べ、何気なく眺めるようにしてイメージを膨らませていく。

「今回は、今までの様な水草がメインの水槽ではないもの・・・」

しばらくして、なんとなく方向が決まってきました。

「流木水槽って訳じゃないけど、多少多めに流木をレイアウトするのも良いよな」

ある程度方向性が決まったら、今度は実際に流木を手に取りながらの試行錯誤です。
水槽に流木を入れて正面から眺め、また別の流木を入れては眺め・・・・
そんな単純ではあるものの楽しい作業が続きます。

「流木を平たくレイアウトするんじゃなくて、少し積み上げてみようか」

いろいろ試した結果、たどり着いた結論。

「左側に流木を積み上げたレイアウト・・・」

まずは土台を作らなくちゃね。安定していて高さがあって、それでいてあまり見栄えがよくない流木。

そう、土台になってしまった流木は、外から見る事ができません。見栄えの良い流木を土台にしてしまったらもったいない（笑）。

どれもこれもお気に入りなのですが、すらっとしたシンプルさが特徴の流木を１つセレクト。
そいつを土台として左隅にレイアウトしました。

そして、その土台の前と後ろに流木を１つずつ、土台の裾野を広げるような形でレイアウト。

「もう１つ右側に流木を置こうか・・・・」

右側を「切り立った崖」ではなく「滑らかな裾野」にしたほうがよさそうだったので、それに合いそうな流木を探して、水槽の中に置いてみるのですが、どうもしっくりしません。

裾野が滑らかになるのは良いのですが、水槽全体で見た時、どうしても流木が占める範囲が広くなりすぎて、水槽自体が窮屈な感じになってしまいます。

「これくらいの方がバランスが良いのかなぁ」

「切り立った崖」はちょっと気になりますが、今はまだ骨格である流木のレイアウト。
あとから水草を使っていくらでも修正できますので、作業を先に進めましょう。

土台が完成しましたので、今度は上へ流木を積み重ねて行く作業です。

これがなかなか手間がかかる。
１段目と違って２段目は、流木の見た目より、積み上げた時の安定感の方が重要になってきます。

そうでなくても個性的な形をした流木ばかりですので、重ねた時にうまく噛み合って安定してくれる流木を探すのはとても骨が折れます。

「この出っ張りがなければ噛み合うのに」

その出っ張りが気に入って買ったのに、積み上げるとなるとメチャクチャ邪魔。後々の事を考えると切ってしまうわけにもいかず(^_^;)

そんなこんなで何とか２段目が完成。

そして、３段目の流木を頂上にセットして、流木レイアウトの完成！。

３段目の流木はドーム状の形をした流木。
積み上げる時に便利だろうと思って買っておいた、いわば最終兵器ともいえる流木です。

「こいつなら、２段積み上がった流木の上でもしっかり安定してくれるはず」

その思いを裏切る事なく、期待通り最後の最後の一番難しいところで、最高の働きをしてくれました（流木積み上げの連続写真はこちら）。

さあ、次はアクアショップに行き、頭に描いた水景を元に水草をセレクトし、それをこの水槽に植え付ける作業です。さて、どんな水草をレイアウトしましょうか、とても楽しみです。
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