水槽を立ち上げてから1週間がたちました。
水草たちはなかなか良い感じで育ってくれています。
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リシアなんかは、まだネットが見えるものの、気泡を沢山蓄えて、幻想的な水景の片鱗を見せつつあります。
まだ水景と呼べるような代物ではありませんが、それでも日々、水草が生長する様子を眺めて楽しんでいます。
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この1週間、植えたての水草の新陳代謝を高めようと、新品蛍光灯を使い、二酸化炭素の添加量をかなり多めにしていたのですが、水草の新陳代謝より、コケの発生を助けてしまったみたい。ガラス面だけでなく、水草の葉までコケに覆われ始め、大変な事になっています。
「このままじゃ、水草がコケまみれになって枯れてしまう」
大磯砂利だとコケの発生はもう少し穏やかなのですが、今回使ったのはソイル系。
ソイルの持つ初期の爆発力を見誤りました。
すぐに二酸化炭素の添加量を控えて、コケ対策のため、いつものアクアリウムショップへ。
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「ブラックモーリーを2匹もらえますか」
仕事をしていた店員さんを捕まえて依頼する。
ブラックモーリーはコケを食べてくれる代表的な熱帯魚。しかし、一口にコケといっても種類は沢山。ブラックモーリーだけでは全てのコケ対策にはなりません。 |
「それと、オトシンクルスを2匹」
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オトシンクルスはガラス面に付いたコケを丁寧に食べてくれる熱帯魚。
しかし、あまり沢山のオトシンクルスがいると、ガラス面に付いたコケをみんな食べつくしてしまい、餓死してしまいます。
そうなんですよね、コケ退治用の熱帯魚って、種類は多いけど数は必要ない。 |
1匹2匹とチビチビ買わなくちゃいけないので、店員さんにすごく迷惑をかけているみたいで、ちょっとつらい(^_^;)
店員さんはブラックモーリーとオトシンクルスを別々の容器に取ってくださいました。
と言う事は、別々のビニール袋に入れて、別々に酸素を注入してくれるって事。
チビチビ買っているのにそこまで迷惑はかけれれませんよね。
「あと、サイヤミーズ・フライング・フォックスを2匹ください、別々の袋じゃなくて一緒の袋でいいでかまいませんから」と、付け加えると、「水が違いますので・・・」と言って、また別の容器を出し、水槽からサイヤミーズ・フライング・フォックスを2匹取り出してくれました。
う〜ん、確かに水が違うとショックで死んでしまう可能性はありますが、同じお店に置かれた水槽ですし、水もこなれているでしょうから大丈夫だと思うのですが・・・・。
そういう所を妥協しないのが、このお店の良い所なんでしょうね。
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サイヤミーズ・フライング・フォックス
は、どんなコケでもオールマイティーに食べてくれる便利な熱帯魚。他の熱帯魚が食べないような硬いコケまで食べてくれます。
60cmの水槽でしたら、サイヤミーズ・フライング・フォックスを5匹ほどいれておけば、他のコケ取り職人は要らなくなってしまうんでしょうけど、こいつは結構でかくなります。 |
10cmくらいかな。魚にしては小さい方ですが、60cmの水槽に10cmの魚が5匹も泳いでいるとかなり目立ちます。というより、完全に主役です。
しかも、でかくなると気性が荒くなって、エビの触覚なんかもかじりだします。
網ですくって水槽の外に出してしまおうとしても、すばしっこくてなかなか捕まりません。
しかもかなり賢くて、水草の下など網が届かない場所に隠れると、じっとして動かず、そこからけして出て来ようとはしません。
ですので、後々の事を考えるとサイヤミーズ・フライング・フォックスは入れたくないのですが、こいつじゃないと食べてくれないコケもありますので、とりあえず2匹だけは入れるようにしています。
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そして、最後に葉っぱの上などを丁寧に掃除してくれるヤマトヌマエビを5匹購入しました。
ヤマトヌマエビは粗食に強いし、仕事は丁寧だし、目立たず脇役に徹してくれるしで、一番頼りにしている存在です。
こいつが成長したコケや、硬いコケなんかも食べてくれると最高なんですけどね・・・・。 |
石巻貝を含めると全部で5種類。それぞれ別々のビニール袋に入れてくれました。
酸素を注入して膨らんだビニール袋が5袋もあると結構かさばりますね。
片手じゃ持ちきれないほどに膨れ上がり、いったい何を買ったんだって感じ(^_^;)
でも、これだけのコケ取り職人が集まりましたので、水槽内で爆発的に増えたコケも1週間くらいできれいさっぱりなくなり、来週は多少は見栄えのする水槽の写真をお見せできると思います。
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