２００１年０９月１２日 湧水 水槽
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湧水をどう作るか。考え着いたのが外部フィルタの排水を利用すること。これが一番簡単そう。エルボを使えば水槽の底までパイプを持っていくことができるのでそれほど苦労はない。一番悩んだのは排水口。エルボを使うとどうしても高さが必要になるし・・・で、出た答えが左の写真。パイプの先に止水栓を付けて水が出ないようにしてパイプの側面に１０Φほどの孔をあける。これならパイプを水槽の底にセットするだけで簡単に涌き水が作れそう。我ながらなかなかいいアイデア（笑）。 |
まずは実験。水道のホースをパイプにつなげて水を出す。水道の蛇口をひねって、外部フィルタの排水と同じ位の量に調整。新田砂をたらいの中に入れてそこにパイプをもぐらせる。
排水口を上向きにしてみる・・・・ん？これはちょっと私のイメージと違う、湧水というより噴水だね、水が勢い良く出ていて砂を巻き上げてしまっている。砂が巻き散らかされてそのうちクレーターになってしまうかも。続いて排水口を下向きにしてみると・・・・これだね！水がもこもこ踊ってる、いい感じ。排水口を下向きにして水槽にセットすることに決定。 |
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セットは簡単。エーハイム２２１３の排水ホースを水槽の底まで持っていきエルボに接続。そして、エルボとパイプを５ｃｍ程度のホースでつなぐだけ。あとはパイプが動かないようにクリップ付吸盤で固定。注意が必要なのはエルボとパイプを接続するときに排水口が真下を向くように接続することだけ。あっという間に完成しました。
これだけでも良かったんだけど、もう１つ湧水を作りたかった。
湧水が１箇所というのはちょっと寂しいからできればもう１箇所。 |
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アクアリウムも長いことやっているといらないものがいろいろたまってくる。これを利用して何とか湧水が作れないかと試行錯誤をしているうちに、何とか完成！。まさに苦心の作。出来てしまえば作り方はいたって簡単。
使ったのはニッソーのストレーナーと底面ろ過装置用の水中ポンプ、それにテトラのブリラントフィルタに入っていた排水口用のエルボ。一番下のパイプは上で説明したのと同じ止水栓をつけて下向きに１０Φの孔を空けたもの。
実はブリラントフィルタのフィルタ部も使えるんだけど、それに気づくのは後のこと。でも「詳しい作り方」のほうでは説明しておきます（詳しい作り方はこちら） |
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と、言うわけで、なんとかダブル湧水完成！。
配置はこんな感じ。
モーターを使用した湧水装置のほうもクリップ付吸盤で固定。ちょっとぐらつくけど底砂を入れれば何とかなるかな。 |
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底砂を入れて最終確認。のつもりが水が濁ってしまった！。
良く洗ったつもりだったんだけどまだ足りなかったみたい。
「新田砂」を使うときはよ〜〜く洗ったほうがいいですよ。
なんとなくもこもこしているのが分かるでしょ。
でも、なんか、こー、もう少しというか、いまいちというか？。
下に排出した水がそのまま真上に上がってくるみたいで、湧水に広がりがない。もう少し広がってくれないかなー。
排出口を改造してみることに。 |
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左の写真は排水口を斜め下から見た感じ。右のクリップ付吸盤が水槽の底にくっついているイメージです。
下を向いた排水口から排出された水が、そのまま真上に上がっていかないように、排水口の真上にクリップ付吸盤（左）をつけてみました。すると水の流れは吸盤によって広がってとってもいい感じになりました。
クリップ付吸盤をつける前は大きな湧水が１つでうっすらとクレータらしきものができてしまいましたが、クリップ付吸盤をつけると３、４つのちっちゃな湧水が輪になって踊っている感じで、クレーターもできませんでした。湧水の範囲も広がってとってもいい感じ。写真だとちょっと分かりづらいかな？（なるべく分かりやすいように色を変えてみました）。
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湧水に指を突っ込んでみると中は空洞になっている感じ。
２ｍｍくらいの砂利を湧水のすぐ横に置いてみるとスルスル引き込まれて砂の中に沈んでいった。すると「カチカチ」と変な音が。どうやら砂利が砂の中で踊って水槽の底のガラスに打ちつけられているみたい。それほど大きな音ではないが、寝室に水槽があったとしたらかなり耳障りになると思います。指を突っ込んで砂利を回収。「新田砂」にはこのような砂利は含まれていませんでしたが「ブライトサンド」には含まれている可能性があるので、今回のような湧水を作るときはふるいにかけてから使用した方がいいと思います。
さて、湧水装置もうまくいって、次は「水槽レイアウト」。 |
