アメリカ議会において、日本がアメリカ産牛肉の輸入を再開するまで、日本産牛肉の輸入を禁止する法案が可決された。日本がアメリカ産牛肉の輸入を禁止している事への報復だ。
しかし、変な話だ。
日本は自国の牛に対して全頭検査をしている。
それに、アメリカに対して全頭検査してくれればすぐに輸入再開すると言っている。
報復も何も、日本と同じように全頭検査をすれば良いだけの事だ。
すべてが無理でも、対日輸出分だけでも全頭検査をすればよい。
最終的に検査料を払うのは客。客がお金を払うから検査してくれと言っているんだから、客の要望に応えるのが資本主義の精神じゃないの?。
それを、客を脅して売りつけようだなんて、まるで押し売りだ。国のやることじゃないよ。
自分たちこそがグローバルスタンダードだと錯覚しているんじゃないか?。
そういえば80年代、対日赤字が急増した時の事。
日本からアメリカに輸出する商品の説明書には英語しか書いていないのに、
アメリカから日本に輸出する商品の説明書にも英語しか書いていないと、ささやかれた事があった。
郷に入れば郷に従えの日本精神。我々こそグローバルスタンダードのアメリカンスピリッツ。
相容れないものなのかな?。
アメリカの畜産農家の皆さ〜ん、全頭検査だなんて難しく考えるのはやめましょう。
だって、検査した牛だけを日本に輸出すれば良いだけの事なんですから。 |