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W杯予選直前
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2005年06月03日
運命のバーレーン戦まであと数時間となりました。
私の方は夜食を買い込み、仮眠をとって準備万端。明け方までしっかり応援できる状態です(笑)。

やはり1トップで行くようですね。
「2トップの粗捜しをすれば1トップの利点が見えてくる」そんな理由から、ジーコが1トップに固執する理由を探しながら、先日のキリンカップ2試合のビデオテープを先ほど見直しました。

2試合とも2トップに難癖を付けるとすれば・・・・2トップの二人のFWは、前線に張ってるように見えるのですが、実は相手DFの張った網にかかっているだけに見える事も無い・・・・という事かな。

前線に張っているのではなく、網にひっかかっているだけ。
そういう風に見ると、FWにボールが入っても前を向けない、縦にドリブルをしようとしてもすぐに囲まれる、
たまに活躍するのはトリッキーな動きで相手DFの裏を取った時だけ、というのも頷けます。

その打開策が1トップ。

相手がFWを網にかけようとするなら、かかった振りをして相手を翻弄すればいい。
FWがおとりになって相手を引き出し、出来たスペースにMFが飛び込む。

おとりになるFWは誰か。
周りを生かしスペースを作る事にかけては群を抜く能力を持った選手、柳沢以外には考えられないでしょう。

1.5列目は、柳沢がスペースを作り、そこに誰かが飛び込むまでボールをキープできる選手。俊輔とヒデ。
残念ながらヒデは小野の故障でボランチに下がってしまったので代役として小笠原。
小笠原のボールコントロールは、ヒデよりバリエーションが豊富ですので、ヒデに劣らずこの役をしっかり
こなしてくれる事でしょう。

そして飛び込んで決定的な仕事をするのが安定感抜群の小野。しかし故障により戦線離脱。代役はヒデ。
良くも悪くもこの試合の運命を背負っているのは彼のようですね。

さあ、もうすぐキックオフ。がんばって応援しましょう!。

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