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| 2005年05月18日 |
| 日本は安保理の常任理事国になろうと躍起になってますね。 先日は全世界に散らばる１２１人の各国大使のうち、クェートやイラクなど持ち場を離れられない人を除き、 １１６人の大使を東京に集めて一大決起大会を開いたとか。 その常任理事国が持っている拒否権てのもすごい。２００近い国と地域が賛成しても、 常任理事国である５カ国のうち１ヵ国でも反対したら、その意見は通らないですもんね。 脅威の特権。驚愕の不平等。民主主義と平等が当たり前となった今日、世界の頂点とも言える組織でこんな不条理な制度がまかり通っているなんて信じられません。 しかし、その特権を手に入れるために躍起になっている日本はかなり恥ずかしいぞ。 「どんな国であろうと世界中みんな平等だ。常任理事国や拒否権なんて制度は撤廃しろ」 くらいの事を言えないかな？。 国連なんてもんは、６０年前にあった大きな戦争の勝利者５人が、敗戦国と植民地を管理するために作ったようなもんだからさ、今の時代に合わなくなって来ているのは当たり前。 当時、敗戦国が復活するとか植民地が独立するなんて誰も考えていなかったろうに。 アナンさんが言っている改革というのは、６０年前に大国といわれた国のエゴでしかない拒否権を廃止し、国連加入国すべてが常任理事国と同等になる事なんじゃないかな。 とは言っても、今の安保理なんて何の役にも立っていないから、大国の自己満足の場として提供してあげるのも大人ってモンか？。 |
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