さてさて、ＡＣ電源をあきらめて、外部メモリーを使える多種多様なＭＰ３プレイヤーを物色しているときいやなうわさを耳にしました。
「ＳＤメモリーカードを使うと電池の持ちが悪い」
単なるうわさか？いえいえ、そんなこともなさそうです。
ＳＤメモリーカードを差し込むとそちらのほうに大量の電流が流れてしまい、電圧が下がってしまうことは十分ありえます。小川に用水路をつなげて水流を分岐させると、水深が下がってしまうのと同じ原理ですね。
すると、ちょっと使ったアルカリ電池や、充電を何回か繰り返したニッケル水素充電池だと、必要な電圧が得られず、電池切れと判断されてしまうというわけです。
実際に実験なされた方もいて、高速大容量のＳＤメモリーカードになればなるほど、電池の持ちが悪くなるらしいです。「古くなってはいるものの、まだ十分使えるニッケル水素充電池が１５分で切れた。しかしＳＤメモリーカードをはずしたら電池が復活して、６時間以上再生できた」なんて恐ろしい結果も(^_^;)
デジカメのように瞬間的な書き込みでも電池の寿命が短く感じられるのに、常時連続して読み出しているＭＰ３プレイヤーではあっという間に電池切れになってしまうでしょうね。
スマートメディアの様な他の外部メモリーについても同じ事でしょう。ＡＣ電源あっての外部メモリーカードなんですね。ＡＣ電源をあきらめた今、外部メモリーカードもあきらめなくてはいけなくなってしまいました。
たくさんの種類のＭＰ３プレイヤーがあったけど、結局、私の仕様にあうＭＰ３プレイヤーはひとつもなくなってしまいました。この企画もこれで終わり・・・・。
そう思いかけたとき、ひとつ大事なものを忘れていることに気が付きました。
ｉＰＯＤ
そう、全世界で注目されているｉＰＯＤ。巨大アップルコンピュータの業績を飛躍的に伸ばした奇跡の商品。カラフルなコンパクト版が全米で売れすぎて品薄のため、日本での発売を延期したほどの商品。下ばっかり見て探していたので、目の前にそびえ立つ巨大なものに気が付かなかった気分です。
さっそくｉＰＯＤなるものの仕様を調べてみる。
私が今まで見てきたＭＰ３プレイヤーはフラッシュメモリー（シリコンタイプ）を使ったものですが、ｉＰＯＤはちっちゃいハードディスクが内蔵されているタイプ（ＨＤタイプ）のものでした。
シリコンタイプは小型軽量コンパクトで機能を絞り込めば１００円ライター程度のものもあるくらい。しかしメモリーの制約から容量が小さく、同容量ＨＤタイプに比べて値段が高いのが欠点。
ＨＤタイプはハードディスクなので容量的には十分すぎるくらいですが、サイズが大きくなってしまうのと衝撃に弱いのが欠点です。衝撃に弱いのはちょっと恐ろしいですが、かばんに入れて持ち運ぶことを考慮していると思われますので、サスペンションとクッションの効いた車の中での使用には問題ないと思います。
価格的には３万円くらい。しかもアクセサリーの充実には驚きました！。
なんと、ＡＣアダプターだけでなく、シガーライターから電源を取れる商品から、ＦＭトランスミッターまで、ｉＰＯＤ専用の商品が売られていました。心憎い事に同色で（笑）。
さらに調べていくと、シガーライターから電源が取れる装置とＦＭトランスミッターが一緒になったものまで発見！。（Digital Lifestyle Outfitters 「TransPodデジタル」）
こいつはすごい！。シガーライターに、ちょうど人の腕と同じ機能を持った角度を調整できるアームを取り付け、その先についているホルダーにｉＰＯＤをセットするだけ。
そるとシガーライターからｉＰＯＤに電源が供給されｉＰＯＤの音源をＦＭで飛ばしてくれる優れもの。値段は少々高くて１５０００円。ｉＰＯＤとセットで４５０００円。多少予算オーバー気味ですが、ｉＰＯＤは車の中だけで使用するものではありませんし、何より車載したときの見た目がかっこいいですよね！。こいつで決まりです。
問題はいつ買うかですね。コンパクトサイズのｉＰＯＤが発売されれば今のｉＰＯＤは叩き売りに出されるでしょうから、そのときを狙うか。それともコンパクトサイズのｉＰＯＤを買うかどちらかということになりますが、とりあえずコンパクトサイズのｉＰＯＤが発売される７月までは様子見ということになるでしょう。
なんだよ〜、こんな良いものがあるんなら最初に言ってくれよ〜。
いままでの苦労はなんだったんだ〜（笑）。
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