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2002年5月30日 1HIT1GET 21:00〜22:00 大潮 満潮20:37 

<バーブレスフック 編>

辺りが暗くなって出撃しようと思ったんだけどあまりにも時合が悪いのでちょっと待機。
暇だから前に買っておいたフックのカエシでもつぶしておきましょう。
毎回思うんだけどこれって結構重労働だよね。今回は#6と#8を18本ずつ計36本。
しかも一本に3つのカエシがついているから108個のカエシをつぶすことになる。

ペンチで軽くつぶしてからニッパーで軸に押しつけてっと・・・・。
テレビを見ながらちまちまやって2時間。早くまともなバーブレスフックの市販を期待してまっせ!。

さて、今日は京浜島。久しぶりですねー。状況はどうなんでしょうと思ったら最悪。
魚がいない。どこにもいない。
「えっ、どこにいるの」って去年の記憶を頼りに探し回ったけどどこにもいない。
ショートバイトどころか反転の気配さえしない。

ボラもマルタもいない。マルタはそろそろ産卵のシーズンだから川に上ってしまったんだろうか?。ついでにシーバスもついていってしまったんだろうか?。
さすがにこれだけ反応がないと書くこともない(笑)。

どれくらい経っただろうそろそろ飽きかけて来たときに私の左5メートルくらいの所でボシュっとボイル。
すかさずそこにルアーをキャストしようとして思いとどまる。
「多分、このワンチャンスを逃したら後がない。ここは慎重に」
自分に言い聞かせゆっくりと水際から後ずさりする。

潮の流れは左から右。シーバスのボイルは流れの上流から聞こえたことになる。
音を立てないように、ボイルがしたところの更に上流10mくらいの位置に移動する。
そこから沖に向かって軽くキャストし、流れとリトリーブでルアーをドリフトさせながらボイルのあった場所に送り込む。

ルアーはいい感じでドリフトしながらボイルのあった場所に移動していく。
少しリトリーブを速くしてボイルのあった場所でドリフトからの立ち上りの揺らめきを演出する。
いい感じ、ルアーは思い描いていた通りの動きをしてくれた。
が、シーバスが思い描いていた通りの動きをしてくれなかった(笑)。
おいおい、あんまり恥じかかすなよー。そこは食ってくるのがお約束でしょー。

ルアーは流されて岸際にピタッとくっつく。
ここから1回転5秒のデッドスロー。流れに逆らってのリトリーブだからデッドスローだとこれくらいの速さのリトリーブになってしまう。でも、しっかり泳いでいることはルアーの重さから分かる。

デッドスローでのリトリーブで2回転目にボシュッ!。と、同時にガンガンとヘッドシェイク。
やっと来ましたねー。
沖に向かって走り出す速さがとっても速い。ラインがどんどん出て行く。
感覚的には60cmクラス。

「そろそろ浮いてくるかな」って思ってもまたまたラインを出していく。
ヘッドシェイクはシーバスなんだけど途中で「新種のボラか?」と思ったほど体力があり、十分ファイトを堪能できました。
さて、足元に寄せてくると思ったより小さい。
ちょっと期待していたんですけどね、そのままロッドで引っこ抜く。サイズは52cm。

厳しい状況の中からなんとが出すことの出来た一本だからサイズに関係なく満足。
出来ればドリフトの立ち上りで食ってきて欲しかった。
そうすれば100点だったのにね。
こいつをリリースしたところで今日はおしまい。
明日は少しは良くなっていてくれますように。

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