HOME > シーバス

シーバス釣り シーバスロッド シーバスリール シーバスルアー シーバスタックル


シーバス リール


私が使ってきたシーバス用リールのインプレです。
一昔前ならかなりの額を出さないとなかなか納得のいくリールが手に入りませんでしたが、
最近は、スタンダードモデルでも十分納得のいくリールが手に入るようになりました。

高級機種は更なる発展を遂げておりますが、
シーバスリールとしては多少オーバースペックぎみ。

リール業界は事実上シマノとダイワの二者択一状態ですが、
耐久力といった点で、シマノのリールの方が一歩リードしているようです。

大きさは2000〜2500番手あたりがお勧めです。

バイオマスター2500S(PE1.5号+ナイロン5号)

2005年製のバイオマスター。
ドラグ性能や重量、耐久性などを考えると、一昔前なら4、5万円は出さないと納得の行く物は手に入れられませんでしたが、最近の技術革新はすばらしく、この1万円ちょっとのスタンダードモデルでも高度な防錆処理と240gの軽量ボディー、そして一世代前の高級機種に勝るとも劣らない滑らかなドラグが装備されています。

高級機種は更なる進化を遂げておりますが、湾奥のシーバス相手では多少オーバースペック気味に思えるような仕様になりつつあります。

型落ちしたハイスペックモデルより最新式のスタンダードモデルの方が高性能なら、ハイスペックモデルをメンテナンスしながら後生大事に使用するより、スタンダードモデルをモデルチェンジごとに買い替えて使用した方が良いのではないか・・・・。
経済的に余裕は無いが、新しい物が好きな私が出した結論です。

1年間使用し、低価格のスタンダードモデルとは思えない性能に驚愕。
湾奥のシーバス用リールとしては不満な箇所は無くなり、技術開発も頭打ちに近づいていると思われるため、買い替え時と判断し、2006年に「バイオマスター2500」を予備用リールと貸出し用リールとして2台追加購入。
バイオマスター2500
カルディア2506(PE1.5号+ナイロン5号)
2002年のニューモデル。前身はエンブレムX。
ステラがそろそろ寿命なのでその後継機にということで購入したしました。

選んだ理由は定価21000円にもかかわらずハイエンド機に引けを取らない250gという軽さと、PE1.5号相当で100mという超浅溝スプール(写真右上)。
PEをメインに使う私にとってはナイロンの下巻きが要らずかなり重宝しています。

言うまでもなく、ハンドルの回転はとてもスムーズでほとんどストレスを感じません。
回転に関してはかなりハイレベルになってきていて、昔のように値段によって極端な差が出るようなことはなくなってきているようです。

とりあえず2002年シーズン、メインのシーバスリールとして使用します。

ベールのロックが甘くなり、キャストの遠心力でベールが戻ってしまう事象が多発し引退。
ステラ3000(PE1.5号+ナイロン5号)
今、私が使っているシーバス用リールです。このリール回転がホントにスムーズ。もちろん軸受けにボールベアリングを多用しているわけですから当然といえますが、それにしても、ほとんどストレスを感じさせない。普通のリールはハンドルを回すとスプールが前後するが、こいつはスプールを前後させるとハンドルが回る(笑)。

それにバッグラッシュ(ラインのほうではなく逆回転させた時のギアのアソビ)もほとんど無い。これだけバッグラッシュをなくすにはギアの精度以外にも耐久性とボディー剛性がかなり問題になってくるが、ギアが割れたという話を聞かないのでかなり高い水準でクリアしていると思われる。

値段的にはかなりお高いが、この値段で最高級品が手に入るならゴルフや車など他の大人の趣味と比べて安い方ではないだろうか。

カッコ良さやステータスという意味合いも十分に持っているが、極限の状態では非常に重要なファクターとなってきて軽視できない物、そう言った意味では自動車のアルミホイールに似ているかな。

よくダイワのトーナメントと比べられますが私は「ツールドフランス」を毎年欠かさず見ている熱狂的ファンなのでシマノにしました。「ツールドフランス」知らない人でもお店でまわし比べてみればおのずと結論が出るかも。

耐久力は驚くほどで、いまだ十分現役で使用可能ですが、大きさや重さが私のスタイルに合わなくなりお蔵入り。たまに貸し出しリールとして活躍しています。
バイオマスター2000DH(PE2号+ナイロン5号)
予備のシーバス・リールです。メインのリールがラインブレイクしてしまった時、ラインシステムを組み直すのが面倒なのでリールごと取り替えるために車の中に常備しています。暗闇でのラインシステムの組み直しって結構面倒だし、風なんか吹いた日には時間ばっかかかってイライラしますもんね。

スプールを変えたら?という意見もありますが、暗闇でのスプール交換は部品を落としたり、ギア部にゴミが入りそうで怖い。それに、複数のロッドを使うボートの時にはリールも複数必要になりますので。

車から遠く離れる時はディバックに入れて行くこともあるので少し小さめにしました。ステラからこのリールに急に変えてもスタイルに影響を与えるほど大きな変化はありません。今のリールはエコノミータイプでも十分な性能を持っています。そういった意味では「ステラなんか必要無い」という意見もうなづけます。

ダブルハンドルは回転がぶれないという特徴がありますがスローリトリーブが基本のシーバスではあまり意味が無いみたい。シングルだから不便とかダブルだと楽と感じたことはありません。

シーバス用リールとしては十分機能しますが、ワンピースベールが主流となった今では扱いにくいリールとなってしまいお蔵入り。
エンブレムX 2500C(ナイロン4号) 
ボートなどで複数のロッドを使用したり、釣りをしてみたいという知人に道具を貸し出す時に使用しているシーバス用リールです。

シマノも同じクラスのリールを出していますが、ダイワにした理由はエアベール。バイオマスターを使っているとラインがベールに絡まることがよくあります。ロッドを軽くあおってから巻き始めれば問題ないんですが、素人さんに貸すこともあるのでエアベール付きのダイワにしました。

使ってみた感想は、とっても良い感じです。ハンドルを回してもそれ程ストレスを感じさせないし、ドラグの回転も滑らかです。確かに上位機種を横に置いて比べたら差は出てしまいますが、高いレベルで差がつく程度で値段並に2倍も3倍も差が付くことはありません。
初心者の入門用としてではなく、メインのリールでも十分使えるのではないでしょうか。

ベールのロックが甘くなり、キャストの遠心力でベールが戻ってしまう事象が多発し引退。
BB−X EV T(ナイロン4号)
ご存知「福の神」さんからのご提案。
ルアーの抜きあげ直前10cmで食ってくるセイゴもいれば、ルアーをひったくってストラクチャーに逃げ込んでいくスズキもいる。これを同じドラグ調整で対処するのは不可能だけど、その不可能を可能にしてくれるかもしれないがこのリール。

人差し指のレバーブレーキ操作1つでセイゴにラインを出したり、スズキをストラクチャーから引っ張り出すことが出来る(かも)。ドラグが鳴ってラインが出ている時はシーバスに主導権があるけどこのリールならアングラーの意思でラインが出せるから魚をコントロールしているって感じが楽しめる(かも)。

ラインのテンションを頭で考えてレバーブレーキを操作している限りはドラグリールにはかなわない。だたし、ラインのテンションで指先が勝手に動くようになればドラグより釣果が上がるかも。いまだ修行中。



シーバス釣り シーバスロッド シーバスリール シーバスルアー シーバスタックル

ルアー シーバス&アクアリウム > シーバス

このページの先頭へ