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デジカメには機種によって撮影できる範囲が決まっていますので、その範囲を超えて接写をしようとすると、ピントが合わずピンボケの写真になってしまいます。
お持ちのデジカメで、できるだけ接写をしたい場合は、まずデジカメのモードを「マクロ(接写)モード」に設定し、撮影できる範囲のぎりぎりまで近づいて撮影をすると良いと思います。
水槽のガラスなどが邪魔してカナヘビまでうまく近づけないような場合は、とりあえず引いたアングルで撮影し、撮影した写真を画像加工ソフトなどを使って、回りの不要な部分を切り取って(トリミングと言います)しまえば、グッと寄った迫力のある写真に加工できます(画像加工ソフトにつきましては、デジカメに付属していたソフトや、市販品などを探してみてください)。
なるべく明るい場所で撮影するというのも、失敗しない重要な要素ですが、フラッシュは使用しないほうが良いでしょう。接写の場合、カナヘビまでの距離が近いためフラッシュを使用すると不自然な写真になってしまいます。
明るい太陽光の下で撮影するのが一番ですが、水槽が動かせないような場合は、電気スタンドなどで水槽を上から照らし、できるだけ水槽内を明るくして撮影してみてください。電気スタンドなどで撮影する時、お持ちのデジカメが「ISO200」や「ISO400」など、ISO感度が設定できるデジカメでしたら、なるべく大きな数字に設定すると、明るさが足りなくても、失敗が少なくなります。
また、「+1/3EV」や「−2/3EV」と言った、写真の明るさの設定ができるデジカメでしたら、「+1/3EV」か「+2/3EV」辺りに設定しておくと、水槽内のカナヘビではなく、草原にいるカナヘビの雰囲気が出せると思います。 |