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2008年8月15日 幼虫のサイズ
いや〜、菌糸ビンの作成が追いつかず、綱渡り的な菌糸ビン交換の日々が続いています。

今年はこの暑さと大量の添加剤のせいで、ワインセラー内できちんと温度管理してあげないと、うまく菌糸が再生せずアオカビだらけに。

ワインセラーも狭くはないので、菌糸ビンの作成が追いつかなくなるなんて事は、今までなかったのですが、これまた大量の添加剤のせいで、一度に沢山の菌糸ビンをワインセラーに詰め込むと、酸欠でビンの底までうまく菌糸が回ってくれない状態です。

一度に作成できるは、菌床ブロック2個分が限界。

菌糸ビンを交換しなくてはならない幼虫たちが10頭近く列を成して待っているのですが、どうする事もできません。幼虫たちが菌床を食べられず、成長の機会を失っているのではないかと考えると、夜も眠れない状態です(^_^;)

アオカビだらけにしてしまったり、底までしっかり菌糸をまわす事ができなかったりと、失敗の多い今年の菌糸ビン作りでしたが、その失敗を教訓に、ここに来てやっと成功率がほぼ100%になり、今仕込んでいる菌糸ビンが来週出来上がれば、菌糸ビン不足はなんとか解決しそうです。

来週と言うと、最終組の割り出しが終わってから、ちょうど2ヶ月目になるんですね、月日の経つのは早いもんです。

現状はと言うと、オスの方の菌糸ビン交換は少しずつ進んでいるものの、メスの方の菌糸ビンはまったく交換が進んでいないと言った感じ。

オスの方は1本目で20gを軽く超えて来ていますので、大きくても15g程度にしかならないメスの幼虫が菌床を食べ尽くすと言う事は物理的にありえないでしょう。

ですので、メスのビン交換の遅れはそれほど気にはなりませんが、菌糸ビンに投入してから2ヶ月以上経つとなると、菌床が傷んでしまう前に交換しないといけませんね。
そう考えると、まだまだ菌糸ビンの供給不足は続きそうです。

今回は約2週間の間に、15頭の幼虫の菌糸ビンを交換いたしました。
菌糸ビン交換をしただけですので、別段日記を書く事もないのですが・・・・・。

これ、どう思います?。

小さなオス?それとも大きなメス?。

ほとんどの人が雌雄によって次に投入する菌糸ビンを決めているようですので、ここまで成長したオオクワガタの幼虫の雌雄を判別する事なんて簡単な事だと思いますが、私の場合、幼虫のサイズによって次に投入するビンを決めていましたので、恥ずかしながら雌雄の判別方法が分りません(^^ゞ

例年ならこの時期に14gを越える幼虫なんて、どう考えたってオスの幼虫。だって交換する幼虫のほとんどが16g前後、どんなに大きくたって18g程度ですので、14.6gなら「普通のオス」になります。

でも、今年は違います。

今年は今まで20本以上の菌糸ビンを交換して来ましたが、一番小さな幼虫は・・・えっと・・・

このサイズ。

19.2gと言うのが2頭出ただけ。
残りの19頭はみ〜んな20g以上。

「オスかなぁ、メスかなぁ」

なんかちょっとワクワクしています(笑)。

そして・・・・

じゃ〜ん。

前回の22g超えを更に上回る、驚愕の23g超え。しかも、全部で3頭もの幼虫が23g台をたたき出してくれました。

1本目の菌糸ビン、しかも投入したのは小さなハチミツ600・・・で、ここまで来るんですねぇ。

なんて感心していたら・・・

ひぇ〜〜。

ここまで来ると、何がどうなっているんだか。

菌糸ビン不足で交換が遅れてしまったと言う事もありますが・・・・。

1本目のハチミツ600。そいつを食いあげた後、2本目の菌糸ビンを5gちょっと食べれば30g超え?。う〜ん・・・・。

この先の展開がまったく予想できませんが、この幼虫より大きなサイズの幼虫が出て来ると、
ハチミツ1000ではなく、それより大きなビンである「ガラスポット」に投入する必要がありますので、用意しておいた方がよさそう。

オスの交換用の菌糸ビンに、メスの交換用の菌糸ビン。
それに加え、大型幼虫用のガラスポットの菌糸ビンまで用意するとなると、菌糸ビン不足は当分の間、解消されそうにありませんね(^_^;)

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