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ワインセラーをちょっと分解してみましたが、サーモ部分を簡単に取り替えられる様な構造になっておらず、私のような素人には改造は不可能なようです。
ですので温室用など、市販されているサーモを買ってきて、家庭用電源からサーモ、そしてサーモからワインセラーという具合に配線します。ちょうど延長コード感覚ですね。そして買ってきたサーモの温度センサーをワインセラー内に設置します。ワインセラーに温度センサーコード用の穴を開けなくても、コードをドアに挟んでおけば大丈夫です。
サーモを24℃に設定すれば、ワインセラーがいくら温度を下げようとしても、24℃以下になると、サーモがワインセラーへの電気の供給をストップし、それ以上は温度が下がらないといった仕組みになります。
ワインセラーは定格で130W。起動時には5倍近い電力を必要としますので、最低でも700Wを制御できるサーモにが必要となります。通常のヒーター用のサーモとはまったく逆の動きをする冷却用のサーモで、700Wを超えるような電力を制御できるものは、なかなかないようで、私の知る限りでは「農電 電子サーモ ND−610 」ぐらいです。 |