オスとメスを同居させて一週間経ちました。
観察できたわけではありませんが、たぶん交尾も出来たことでしょう。
オスとメスが仲良く寄り添うようにエサ皿の下に隠れています。
産卵ケースのセッティングになくてはならないもの、それが産卵木。今年も 高梨農園さんから購入しました。
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なんといっても値段が安い。普通なら350円位しそうな産卵木が100円くらい。そして今年は去年産卵した実績が加わってさらにgood!。
問題は太さと硬さ。去年は「細」と「中」を買ったんですけど、「細」と呼ばれているものでもホームセンターに売っている大きいやつと同じくらいの太さがあって、「中」ともなると飼育ケースに3本入るかはいらないか位。かなりビック。 |
確かに太いほうが産卵していた卵の数は多かったけど、単位体積ということを考えると、「中」を2本スカスカに入れるより「細」を5本ぎっしり入れたほうが、産卵数が上がるんじゃないかなって考えて今回は「細」のみにしてみました。
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あとは硬さの選択。
芯が残っているような産卵木にはまったく見向きもせず、ちょっと力を入れれば裂くことが出来る位やわらかくなった産卵木から、たくさんの幼虫が出てきたことを考えて「柔軟材(やや柔らかめ)」を選択しました。
写真を見てもわかる通り、中央に芯はなくヨウジが刺さります。白い部分はしいたけ菌の菌糸でしょうか?。
上面の菌糸は無くなっていましたが、ダンボールに接して湿り気のある底面はまだ菌糸が残っていました。 |
去年は2本横に並べたタイプと5本縦に並べたタイプの二つを作って、5本縦に並べたタイプの圧勝。だから今年は5本縦に並べたタイプを選択。
去年は横に2本並べたタイプの作り方しか紹介しなかったんだよね。
今年は5本縦に並べたタイプの作り方の紹介です。
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とはいっても、あまり説明することないんですけどね
(笑)。
産卵木はしっとり湿った感じでしたので、3時間ほ
どしか水の中に浸しませんでした。
飼育ケース(中)の底に2cmほどマットを敷き、そ
の上に産卵木を並べます。底に敷くマットの量が多
いと、産卵木がケースのフタに近づきすぎて、メス
がケースのフタに登ってしまいますので注意しまし
ょう。
前回は産卵木の皮をはいだんですけど、皮の下に
もしいたけ菌と思われる菌糸が回っていたので、今
回はそのままにしてみました。 |
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程よく湿らせたマットで産卵木を埋めます。
程よくっていわれても・・・って最初思ってたけど、マットの袋の裏に湿らせ方が書いてあるやつを買ってくれば問題ないでしょう。
その通りに一度湿らせると、その湿らせ具合を手が覚えていてなんとなく出来ちゃうもんです。
最初のときはかなり神経使いましたけど、2回目でもう適当(笑)。
右下はエサ皿です。 |
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あとは、転倒したとき起き上がれるように、はいだ皮を並べて・・・・って皮がない?。んなこともあろうかと思って、去年はいだ皮を大事にとっておいたのだったー、めでたしめでたし。
というより捨てようと思ってバケツの中に入れておいたのがそのままになってただけ(笑)。 |
と、これまでは去年の実績がある産卵ケース。
で、今年はもうひとつ「菌床産卵」に挑戦しようと思います。
菌床産卵・・・・・菌床の中に直接卵を産ませるってやつ。
生まれた幼虫は最初から菌床を食べるので・・・・・以下略。
以下略の中には、体内細菌説から菌床屋謀略説までまことしやかにささやかれている・・・らしい(笑)。
まぁ、何事も自分でやってみなくちゃ納得の行かない私にしてみれば、ぜひとも手がけてみたい方法のひとつであることには違いない。
さらに一歩踏み込んで「菌床産卵で生まれたメスは菌床産卵を好むのか?」というところまで解明できたら「産卵木の硬さの好み」についてある程度の仮説が立てられると思うしね。
菌床産卵と一口に言ってもいろんな方が、いろんな工夫をなさって、いろんな方法があるようです。その方法を取り入れて実践してみてもいいんですけど、その形になる前には試行錯誤があったわけで。やはり失敗からしか学べないものってあるわけで。その試行錯誤ってのが一番面白いところでもあるわけで(笑)。
やはり、菌床産卵のレベル1からはじめたいと思います。産卵の様子、メスの反応などをつぶさに観察した上でつぎの工夫をしたいと思います。
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まずは、湿らせたマットを飼育ケース中の底に2cm程度敷いてみました。
ここまでは産卵木での産卵ケースと同じ。 |
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にゃはっはっはっはー。
その上に月夜野ベーシック(クヌギ)を1個丸ごとドーン。その横に産卵木「細」をゴロ〜ン。
これぞ男の料理だー(笑)。
にゃはっはっはっはー。
産めるものなら産んでみろー、って親切のかけらもない産卵セットだぞー。 |
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んでもって、湿らせたマットで埋めちゃった。
産卵木は完全に埋めて、菌床は上3cmくらいがマットから出ている程度。
この辺がアイジョウってやつかー?(笑)。 |
さてさて、いったいどんな結末になるのでしょうか?。
この後が長いんですよね。産卵するのに1ヶ月、メスを取り出して割り出しするまでにさらに1ヶ月の計2ヶ月。結果がわかるのが8月2日か・・・・・・。ずいぶん先の話だね。
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