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2004年08月07日 ガラス瓶
24グラム前後の幼虫がたくさん育ち、菌糸ビン交換後も活動を休止することなく活発に動き続けている様子を日々観察し、一人にやけている毎日が続いています(笑)。

「しかしなぁ〜、こう、大きくなると蛹化が心配だなぁ〜」
今までは、最大でも73ミリ。しかし今年はそれを超える個体が期待できそうです。
クワガタが大きくなれば大きくなるほど、広い蛹室が必要なわけで、その広さを確保するためにはもちろん広い菌糸ビンが必要。

しかし、うちにある一番大きな菌糸ビンはハチミツ1000。
「これじゃあ、ちょっと頼りないよなぁ〜」
ハチミツ1000をしげしげと見つめながらの独り言。

確かに、73ミリの成虫が羽化した蛹室でも、多少余裕はあったけど「80ミリを目指す」とたいそうなことを言っておりますので、やはりそれなりのものをそろえんとなぁ〜。
今始まったことではないんですよね、実はずっと前から思っていたんです。ハチミツ1000の上の菌糸ビンが欲しいと・・・・。

しかし、どれを買うか決められなかったんです。というより、自分が思っている理想のビンがなかった。
今、クワガタショップで市販されているビンでハチミツ1000の上のものというとハチミツ2000とダルマビン

ハチミツ1000
ハチミツ2000
ダルマビン
ビンの直径
100
120
130
高さ
140
185
165
口の直径
88
88
95

ハチミツ2000は確かに容量は増えるけど、ビンの太さはそれほど変わらないんですよね。
つまり背が伸びただけ。幼虫の行動パターンから言って、あまり高さがあっても無駄になるだけなんですよね。

その点、ダルマビンはかなり太くなっている上、高さもそれほど高くなく無駄も少なそう。
でもね、ちょっと口がちっちゃいんですよね。写真で見ると口が狭くてビンが太いから肩の部分がかなり張り出している。

肩の部分が張り出していると、菌床を詰めるときも、幼虫を取り出すときも、ビンを洗うときもめっちゃくちゃ不便なんですよねぇ。
まぁ、太さや高さで言ったらハチミツ2000よりダルマビンなんですけど、他に良いものはないかなぁ〜って、ホームセンターや100円ショップに行くときは必ずチェックしてました。

今日も別の用事で100円ショップ「ダイソー」に行った時、だめもとでビンが置いてあるコーナーへ。いつものように棚をチェックして、いつものように欲しいものがなく、いつものように帰ろうときびすを返したとき・・・・

「あの形は・・・」

そう、紛れもない、そこには私が追い求めていた理想の形をしたビンが置いてあった!。
広口600をそのまま大きくした、詰めやすく洗いやすく幼虫を取り出しやすいフォルム。
1.9リットルというちょうど良い容量。高さも高くなく、フタもプラスチック製。

「こいつだ!」

うお〜、とうとう見付けたぞ〜、まさに理想のビンだ〜。
「他のやつに横取りしされないうちに早く買占めなきゃ」
あわてて買い物カゴを取りに走る。
買い物カゴ2つに、陳列されていたビン10本入れてレジに向かう。
陳列されていたビンはすべて私が買占め。

「え?在庫を聞かないのって?」
だって、持てるビンはせいぜい10本。
今、店員さんに在庫を確認しちゃうと、すぐに陳列されて、他の人に横取りされちゃうかもしれないでしょ(笑)。
とりあえず10本を車に置いて、戻って来てから店員さんに確認しないとね(爆)。
しかし、追加できた在庫分はたったの5本。ちょっと寂しい(^_^;)

これが今回買ってきたビンです。
商品名はガラスポット(1.9リットル)。

左がハチミツ1000、右が広口600です。

どうですぅ〜。口が広くて寸胴で、とっても使いやすそうなビンでしょ。ホント、長い間探し続けた甲斐がありました。

しかし、値段を見てください。100円ショップのクセに200円なんだって!。
でも、そのおかげでこのビンにめぐり合えたんですからね、感謝です。

ビックリするようなものが100円で売られている100円ショップ。
ビックリするようなものが500円で売られている500円ショップや、1000円ショップなんかがあったら、もっともっと利用価値がありそうなんですけど、どうなんでしょう。

とりあえず、ビックリするようなものが200円で手に入りました。

ガラスポット(1.9)
ダルマビン
ハチミツ2000
ビンの直径
138
130
120
高さ
167
165
185
口の直径
115
95
88
値段
210円
290円くらい
250円くらい

どうです、ハチミツ1000に比べてビンの直径が4センチも増えました!。
ダルマビンより太いんです!。
なのに、その高さはダルマビンとほぼ同じ。ハチミツ2000よりずっと低いんです。
なんといっても、その口の直径の広さ!。もはや大型幼虫のための菌糸ビンといっても過言ではないでしょう!。

これでフタに穴が開いていれば完璧なんですけどね。ダイソーさんもそこまで気が付かなかったかな(笑)。

さて、購入できたガラスポット(1.9)はたったの15本。ここで引き下がるようでは「ドルクスデザイン」の管理人の名が廃る(笑)。
隣町のダイソーに出陣!。

車を飛ばして隣町へ。
隣町のダイソーのビン置き場に並んでいたものは・・・・。
確かにガラスポット。しかし、さっき買ったガラスポットより一回り小さいような・・・?。
中に入っている紙には「1.3リットル」の文字。
なんと、それは先に買ったビンより一回り小さいガラス瓶。

フタはまったく同じみたいで、ちょうどハチミツ1000とハチミツ2000の関係みたい。
しかも同じようなデザインで更に小さなビンまで売っていました。



「これはいいや!」まとめて買ってきてしまいました。
一番左がハチミツ1000。
その右がガラスポット1.9リットル、そしてガラスポット1.3リットル、ガラスポット700ミリリットル。
一番右が広口600です。

ガラスポット(1.9)
ガラスポット(1.3)
ガラスポット(700)
ビンの直径
138
126
117
高さ
167
146
112
口の直径
115
115
107
値段
210円
210円
105円

ハチミツ1000
ハチミツ2000
ダルマビン
ビンの直径
100
120
130
高さ
140
185
165
口の直径
88
88
95
値段
180円くらい
250円くらい
290円くらい

ガラスポット(1.3)はハチミツ2000より太くて、ハチミツ1000並の高さ。
ガラスポット(700)はハチミツ1000より太くて、広口600並の高さ。
もはや時代は100円ショップですね。
ハチミツ2000やダルマビンをあわてて買わなくて良かった!。

さあ、これで小さな菌糸ビンから大きな菌糸ビンまで一通りそろえることができました。
来年は「使用する菌糸ビンで幼虫の成長がどのように変化するのか」というテーマを予定しています。
「早い段階から大きな菌糸ビンに入れると、大型に育つ」という、うわさは本当かどうか。
実験によってある程度の成果が得られれば、理想に近い菌糸ビン交換方法が見つかるかもしれません。

「飼育方法」の「割り出し編」のあとが、いつまでたっても工事中じゃあ、皆さんからお叱りを受けそうですからね。早く実験に基づいた理想の菌糸ビン交換方を確立せねば!。

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