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2004年8月1日 スネール対策
暑い日が続いていますね。
学生さんたちは夏休み、成田では出国ラッシュって、なんともうらやましい限りです。
水槽の方はと申しますと、こんな感じ。



う〜ん、どうなんでしょう。なんか背景が思ったより伸びずに落ち着いちゃったって感じです。
もう少し左のルドイジアと右のハイグロが水面近くまで茂ってくれるのを想像していたのですが・・・(^_^;)
まぁ、成長が止まっちゃった訳ではないので水面に達するのを気長に待ちましょう。

底床を覆ってもらうはずのグロッソスティグマもイマイチ伸び悩んでいます。チェーンを伸ばして活発に増殖をしているのですが、底床を全面的に覆うには、まだ時間がかかりそう。

コケを警戒して栄養を低く抑えすぎているのかな?。
しかしそんな中、とうとうあいつが現れ出しました。

スネール。直径2ミリほどのタニシの仲間。

しかし、どこから現れるのでしょうね。アクアリウムショップの水槽では見かけないのに・・・。
多分、卵の状態、または小さくて目立たない状態で業者から入ってきて、大きく育たないうちにお客さんが水草と一緒に買っていってしまうんでしょうね。

最初のうちは、見かけたらピンセットで挟んで取り出していたんです。無駄な努力とは分かっているものの、とりあえずはがんばりました(笑)。

しかし結局、彼らの繁殖力には勝てず、今では目に見えるだけでも10匹ほど。
葉の裏や、茂みの奥にいるやつを加えるといったい何匹いるんでしょう(^_^;)
そろそろ本気でスネール対策を講じないと、水槽がスネールの大群によって占拠されてしまいます。

こうなったら、あの方においで願うしかない!。

アベニー・パファー さま〜〜。

「は〜い、よんだぁ〜」
って、クレヨンしんちゃん似の声が聞こえて来そうなお顔立ち(笑)。

淡水にすむフグの仲間です。大きさは2センチ程度。最大でも4センチ程度と60cm水槽にはぴったりの大きさです。

アベニー・パファーは、にっくきスネールが大好物!。
スネール退治の第一人者。コケ取り名人同様アクアリストにはとても頼りになるお方です。

いつものアクアショップに行ったんですけど、ちょうど売り切れでしたので、少し足を伸ばして別のアクアショップで買ってきました。

アベニー・パファーの泳ぎはとっても独特。
敵から逃れるとき以外、尾びれを使わないんです。

尾びれを使わずにどうやって泳ぐかというと、胸びれや背びれをまるでハチドリのように、目にも止まらぬ速さで動かして泳ぐんです。

体は動かさないし、動いているひれは見えないから、まるで強風に流される風船のよう。

しかも、ヘリコプターみたいに前後左右に平行移動しちゃうんです、変なやつ。

カメレオンのようにクリクリと動く目で辺りを見ながら移動し、スネールを見つけると、まるで流れに乗っているかのようにス〜〜ッと近づくんです。
そして、自分の間合いにスネールが入ったらピタッと止まり、両目で獲物を確かめるようにジ〜ッと凝視し、一気にパク!。

「そこまで慎重にならなくても相手は逃げないよ〜」ってくらい、見事なハンター振りを披露してくれます。

まさにスネールの天敵。アベニー・パファーが来たからには、もはやスネールの命運も尽きましたね。ただ、こいつは結構気が荒いので、他の魚との混泳は避けたほうがよさそうです。動きの遅い魚のひれを執拗に突っつく迷惑物。混泳している熱帯魚がいるようでしたら、スネール駆除が終わった時点で別の水槽に移す必要があります。

しかし、今ウチの水槽で泳いでいる魚はサイヤミーズ・フライング・フォックスのみ。
すばやさにかけてはピカイチですから、フグごときに突付かれる事はないでしょう。

ちなみにサイアミーズ・フライングフォックス はガラス面など、開けた場所に産み付けられたスネールの卵を食べてくれますので、多少なりともスネール退治の役に立ってくれます。
これでスネール対策は完璧です。

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